April 2020 -
と偉そうに書いているが、園芸のことはあまりよく分かっておらず、ただ自然農とか自然菜園の本を片手に手探りでやっているだけなので、まちがってもわたしの書く内容を参考にしないていただきたい。よろしくです。
これが、うちの隣の空き地の全貌だ。ご近所さんが言うには、目印があるのでこれは2軒分の敷地なのだそうだ。ちょうど竹の根を抜いて畑にしたあたりまでが一軒、そこから奥の網の塀までがもう一軒。ただ奥の敷地はかなり狭いし木も生えているので、売地ではないのかもしれない。
さて、種まきにはまだ少し早いものの、「畝作り」には遅いくらいの時期となった。自然農では基本的に「耕さない」が、最初の畝立てのときだけは耕すのだそうだ。そして一度畝を決めたら何年もそのまま使うため、最初によく計画しておく必要がある。わたしの畑にはハーブを植えた5本の畝が並んでいるが、全体の畝立てをやり直すために思い切ってこれを全部退けることにした。植わっているのはコリアンダー、ディル、イタリアンパセリ、セロリ。これらはすべて「セリ科」の植物だが、参考にしている本には育て方が載っていない。でも簡単に育つだろうから、とりあえず全部まとめて一列の畝に移植することにした。朝から一心不乱にやって、4時間半はかかったと思う。
BEFORE
AFTER
5つの畝はほぼ空になり、高低差もなくした。サラダミックスを植えていた横一列の畝を延長し、高低差をなくして、そこにハーブ類を移植した。
支柱にビニール紐を結んで目印をしたので、5メートルくらいある畝はまっすぐになっている。中心にセロリ、左にパセリ、右にコリアンダーの株を植えた。気温が上がってきてハーブは勢いよく芽吹いていたところだったので、移植がうまくいくのかどうか分からない。でも、ダメでもまた種を撒けばいいハーブなので、思い切ってやってみた。ディルだけは大部分を抜かずに元の場所に生やしておいた。移植する場所が足りなかったのと、抜いたら枯れそうな気がしたので。
サラダミックスは秋冬のあいだに摘んでよく食べたが、放っておいたら最近は塔が立って黄色い花が咲いていた。花はできる限り摘んで、ガラジャのお墓に供えた。
台所にも菜の花が生えた! これはカブの花
それからハーブの畝にハリルが勝手に植えていたニンニクも取り除いた。奥のニンニク畑の一角に、ビーツが枯れた場所が空いていたので、そこに移した。ニンニクの根はかなり深く張っていたので移植が成功するかどうか、これも不確かだ。
昨日はハリルが何時間もかけて庭仕事をしていた。空き地に散らかっていた枝や根を燃やし、実家から運んできた薪をまとめたようだ。どうやったのか分からないし、よく見もしなかったが、薪は太い幹の上に乗っていて、地面には直接ついていないもよう。
敷地のこっち側の竹(笹)の根も抜くのだそうだ