虫退治
九十九里町小さな苗がある日突然、根元からポッキリ切れていたら、それはネキリムシの仕業だ。おそらくビーツはすべてネキリムシにやられたのだろう。わたしは切られた葉を見つけても放置していたので、それが失敗の原因だった。でも最近思い立って、積極的に退治することにした。ネギは葉がほとんど落ちてしまい、猫がぐちゃぐちゃにしたのかと思っていたが、よく見ればそれはネキリムシだった。日中、ネギの周りの土を掘ったら出てくる出てくる。何匹か忘れたが、かなりの数を退治した。これからは、切れた茎を見つけるたびに掘ってやっつけるつもり。
調子の悪いルバーブの根元には、異常に大きなネキリムシがいた。よっぽど栄養を摂っていたと思われる。その他にも、こんな虫がついている。
この虫が歯を食べているのではない気もするが(虫がその身を隠している若葉がきれいだから)、全体としては葉に穴が空いているのでこの虫の可能性は否定できない。茎を少し刈り込んで、夕方にストチュウ水をかけておいた。そういえば、この虫はいつもひまわりの葉の下にいたような気がする。でもひまわりを傷めているわけではなかった。
これは、ウリハムシの仕業(メロン苗)。ウリ系の苗は植えたままにしておくとこうなる。NO行灯、NOウリ科。
虫除けをしたはずのメロン苗も、こうなっているのがある。これはウリハムシではなくて、なにかイモムシ系だろう。ズッキーニの葉も丸裸になっていたのでよく見たら、見たこともないめずらしいイモムシがついていた。退治した、悪いけど。
ウリハムシとネキリムシはマニュアルで退治しようと心に決めたものの、虫と闘っていたらキリがないとも思う。それに虫だって生きている。でも苗をよく観察して対処しないと、野菜は枯れる一方なのだ。
さて、少し前にチューリップの球根を掘り上げた。花弁がすべて落ちる前に花首を切って、適度に水やりは続け、葉が黄色く枯れるまで待った。
そしてこのタイミングで球根を掘り上げた。あとは乾燥させて、保管しておく。チューリップは一つの球根がいくつかの小さい球根に分かれるので、これをまた来年花が咲かないとしても植えて、太らせるそうだ。大きくなった球根はまた一個ずつ植えれば、花を楽しめるだろう。チューリップと菜の花の景色はご近所さんも喜んでくれたので、来年はまた球根を買ってやっちゃうと思う。
来年花が咲きそうな大きさのものはなかった