ネギを植える

九十九里町
03 /22 2023
じゃがいもを植えようと思ったら、切り口を乾かすという手間を忘れていて、それは週末に持ち越した。今年はキタアカリを植えることにした。理由は、ホームセンターで種芋が安くなっていたから!
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キタアカリ(500円)
道具、種、苗、薫たん、肥料などなど、園芸店やホームセンターに行ってはなにかと買ってしまう。これまで園芸にかけた費用はかなりの額になっているはずだが、趣味だと思えば安いものだ。そう考えて、いつも苗を見ると買っている。しばらくは学費だと思って散財しよう。
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ハリルの誕生日にラナンキュラスをプレゼントした。切り花を買おうと思って思い直し、ポット苗を選んだ。畑をやっていると、切った花を買うのがもったいなく感じてしまうのだ。それを今日、チューリップのそばに植えてみた。ハリルだけじゃなく、通る人がみて楽しめるかな? 野菜なんか育てないで、苗を買ってきて埋めるだけで花畑を作るのも楽しそうだ。しかし今日はまじめに長ネギ(深谷ねぎ)の苗を植えた。
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YouTubeでざっと見て理解したのは、20cmくらいの溝を掘り、ネギを寝かせて土をかけるということ。30度くらいの傾斜と言っていたけれど、わたしのは60度くらいになった。
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なんだか分からないまま必死にやって、土をかけた。日当たりを考慮して斜め植え、根が南を向くよう方向に植えてある。この一ヶ月後に「土寄せ」をする予定だ。要は、ネギが立ってきて白い部分も見えてくるので、それを覆うように土をかけるようだ。そして5月下旬に開花、7月上旬に採種。7月中旬には、ジャガイモを収穫した後の畝にこのネギを移植する。ネギとジャガイモは交互に入れ替えて連作することで土を良くし、ネギの根の共生菌の働きでジャガイモに多く発生する病気を抑えることができるそうだ。期待している。
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うちの看板猫!

つくし

九十九里町
03 /22 2023
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恒例のつくしの甘酢漬け
家の前の空き地(売地)はよく手入れされていて、年に2回くらい業者が来て草刈りをしている。そして毎年春になるとつくしが生えてくる。とても日当たりがいいので小さな家を建てるのもいいかもしれないが、うちの前なのでぜひ誰もそうしないでほしいな。
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アラージャとガウシャンが日向ぼっこしているそばで、片手に持てるくらいのつくしをさっと摘んだ。周りの道路も近所の人と宅配便くらいしか通らないから、ここのつくしは食べても問題ないと思っている。第一よく考えたら、自分が畑を作っているのと同じ場所だ。
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川に行って野草を摘んだり、山できのこを採ったりする動画は見ていてとても楽しい。わたしもやってみたいけど、利根川の土手くらいしかできる場所が思いつかない。土手には菜の花やつくしはあるものの、たとえばフキなんかは生えている場所を知らないし。そういえば、家の前の真亀川の土手にカンゾウの花を見たことがあるので、芽が出ているか探しに行ってみようか? おひたしにするとおいしいそうだ。
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自分で種をまいた菜の花が、ポツポツ出てきた。しかし菜の花畑にはほど遠く、よっぽどたくさん筋まきにしないとそうならないようだ。一緒に種を蒔いたレンゲはほとんど育たなかった。何のケアが足りなかったのだろう? でもチューリップは伸びてきたし、あちこちに野草の花が咲いて、とても楽しい雰囲気になってきた。
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冬に強いハーブ

九十九里町
03 /21 2023
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何気なく眺めた自分のミニハーブガーデンで、今朝は楽しい発見あり。大きく育った株はボリジというハーブだが、よく見ると花の蕾がたくさんついていた。
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これは小さな苗を一つ買って、秋に植えたものが、冬を越えて大きくなってくれた。苗を植える前にはボリジの種を買って、庭に蒔いたけれど失敗した。ジャーマンカモミールも同時に失敗したので、この二つの種は大事に育てないと、そう簡単には育たないことを学んだ。芽は出てくるのだが、ケアしないと踏まれたり他の植物に埋もれて死んでしまうのだ。
ボリジの花は、きれいな青色。ハーブティーにしたり入浴剤にしたりできるそうだ。また白ワインなどに浮かべると、花の色が青からピンクに変化するらしい。とても興味深い。わたしは色の変化を見てみたいのと、それを入れた氷を作ってみたいと思っている。
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セントジョンズワートもよく育っている。このハーブは使ったことがないけれど、「落ち込み・無気力の改善」「不安・イライラ・緊張の緩和」に効くそうなので、その気配が出たらハーブティーにして飲んでみようと思う。二つ目の症状は常に出ているからね。
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枯れたと思っていた株が、芽をふいていた
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これはレモンバーベナだったと思うけれど、もう少し成長してみないと確認できない。死んではいなかったようなので、これも花壇に植えっぱなしで大丈夫な一株だ。もう一つ、枯れたと思って芽が出ていたのは、コバルトセージ? これも成長を待って確認したい。
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うれしいね! コバルトだから、青い花をつける

トゥルム

九十九里町
03 /20 2023
KALDIでは世界中からの輸入品を売っているので、店内を覗くだけで楽しいし、なにかとおもしろいものが見つかる。…はずが、最近ではあまり興味が持てなくなってしまった。これは自分側の問題で、春のせいでぼーっとしてやる気が出ないからかもしれない。あるいは、商業主義的な世界にうんざりしてしまったせいかもしれない。
実家のある印西市には昔からあまり流行っていないショッピングモールがあって、そこにKALDIの店舗が入っている(コロナ以来、コーヒーの無料サービスがなくなったのは本当に残念だ)。モールはいつ潰れるのかと心配していたのだけれど、最近はなんだか盛り返しているような雰囲気がある。Googleが印西市にデータセンターを持ったことで税収が増えたとかで、その影響もあるのかもしれない。Zoffでメガネのレンズ交換を待っている間に立ち寄ったKALDIで、ハリルはトルコのチーズを見つけてきた。
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トゥルムというチーズで、仔牛や仔羊の胃にある酵素で作るそうだ。原材料を見たら、牛乳とレンネットと書いてある。レンネットはその酵素を加工したものだから、ハリルの言うとおりのチーズだが、これは砂漠で羊飼いが作るのとは違う、加工食品だ。このパッケージを見れば分かる。けれど、ハリルはあまりの郷愁のせいか、もっとワイルドな味を期待してしまったようだ。
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モッツアレラのようなチーズだった。トマトやきゅうりと一緒に食べると、チーズの味が引き立つように思う。偶然、父がハリルのためにグアムで買ってきたトルコ産の生はちみつもあったので、それも一緒に食べた。このはちみつは強い花の香りがした。
トゥルムは、いつも食べているスズメ(水切りヨーグルト)とは違う塩気のあるチーズなので、ジャムではなく、トマトやきゅうり、ハーブと食べることができるのもいい。レンネットを買って自分で作ってみようか? 心の中でやる気との衝突が起こり、消えていきそう…。

九十九里町
03 /15 2023
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手前に二列、奥に二列の畝が見えるだろうか。1メートル幅で長さ3.5メートルほどの畝を四つ作って、野菜を育てようとしている。すでに苗を植えたのは、ブロッコリとリーフレタスだ。
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教科書に習って、ブロッコリの周りに草マルチをし、米糠を撒いておいた。それをしなくても育つとは思うけれど、とりあえず書かれていることは試そうとしている。米糠は、「補い」となって初期の生育をスムーズにするのだそうだ。リーフレタスを混植したのは、アブラナ科のブロッコリを好んで食べるモンシロチョウやコナガなどの幼虫を避けるため。
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先日、植え替えをしたセロリ、コリアンダー、イタリアンパセリは根付き始めているように見える。コリアンダーは、紅葉して枯れている部分も多いけれど、時間が経てば青葉が盛り返すだろうと思う。
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鉢植えにしたミント、にんにくといちごも大丈夫そう
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これはルバーブの二株。猫にトイレにされながらも、芽を出しているので育ってくれるだろう。ぼうぼうに生えているのは、去年秋に種をまいたライ麦・オーツ麦。どちらがどうか分からないが、だいぶ伸びてきて、掘るとその下の土はふかふかしている。麦は根を深く伸ばすため、畑の通路に植えることで土が耕され、植物が育ちやすい土に変わるのだそうだ。わたしは去年、竹の根をとって空っぽになった土一面にカバープランツのつもりで種を撒いた。マメ科の種も混ぜて撒くべきだったようなのだが、それはし損なったので、これから撒いてみようかと思っている。
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緑が茂った畑の中で、アーラジャとガウシャンがひなたぼっこをしているところが家の中から見えた。隣の空き地は人様のものだということを、また忘れそうになる。実際は、うちの敷地内にある花壇は、こんなに小さい1×2メートルほどのものなのに。
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ここには冬の間も枯れないハーブだけを植えていこうと思っている。今年越冬を確認したのはローズマリー、ラベンダー、オレガノ、ベルグガルテンセージ、ボリジ、コモンマロー、セントジョンズワート。枯れたのはレモンバーベナ、ベルガモット、ステビア。

砂糖断ち?

九十九里町
03 /14 2023
春が来て、プールで泳ぐことを始めたり、畑に精を出そうと思っていた矢先、大きく体調を崩してしまった。たぶん、花粉症を発症したのだと思う。すぐに内科に行って風邪薬と花粉症の薬の両方を処方してもらい、飲んでいる。ただ、どちらの薬も副作用の眠気がひどく、日常的に車を運転しなければならないわたしにはとても危険だ。すでにリスキーな運転をして、冷や汗をかいてしまった。
ハリルも何かと調子が悪そうだが、日々夜中に電話をしたり(外国と)するのを見ているわたしは「自分の不摂生でしょ」などと済ます。でも本当は、自分が具合が悪いときに理解してもらえないことに不満があるのだと思う。男というものは、普段から人のケアをすることに慣れていないからか、こういう時はとても役に立たない。夫が気が利かないことに加え、いつも人の世話をしているのに自分の時は誰もみてくれない状況に陥る残念さ。これが女性にとっての無念なところじゃないだろうか。一般化する必要はないのだけれど。
たまたま具合が悪くなる前日から、「白砂糖を食べない」ということを始めた。うちは一日に一度のフィーカ(コーヒー)と夜食代わりのお茶タイムがあるので、そのときに甘いものをよく食べている。毎日なのでよくない習慣だと思い、それを変えようとしたのだった。食事の代わりに甘いものを食べてお茶を飲むというのは、クミシュテペで育ったハリルの習慣だと思う。それに影響されて、朝食を食べたらあとは大きな食事は一回、残りの一回はお茶を淹れてパンやらお菓子やらをつまむ、というスタイルを二人で暮らすようになってからずっと続けている。
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砂糖をやめて2〜3日後、こんなパッケージが届いた。またもやちょっとした頼まれごとのお礼にと、外国から送られてきた魅力的なアイテムたち。これを開けたときはもう砂糖断ちは諦めざるを得なかった。じつは自らラズベリー味のお菓子をリクエストしていたという。
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日本ではラズベリーは一般的ではないけれど、一度覚えると虜になる味だ。ラズベリー味の飴を探してもいいのが見つからなかったので、外国に住む友人にお願いしてみた。ミローさん、ありがとうございます。ゆっくり、少しずつ食べていこうとしています。そういえば、来週グアムから戻る父にも、ラズベリー味のJELL-Oをお土産にリクエストしていたんだっけ。早くも砂糖断ちはムリな話となった。

畝づくり

九十九里町
03 /05 2023
3月に入り、今年の畑の計画を徐々に詰めている。

と偉そうに書いているが、園芸のことはあまりよく分かっておらず、ただ自然農とか自然菜園の本を片手に手探りでやっているだけなので、まちがってもわたしの書く内容を参考にしないていただきたい。よろしくです。

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これが、うちの隣の空き地の全貌だ。ご近所さんが言うには、目印があるのでこれは2軒分の敷地なのだそうだ。ちょうど竹の根を抜いて畑にしたあたりまでが一軒、そこから奥の網の塀までがもう一軒。ただ奥の敷地はかなり狭いし木も生えているので、売地ではないのかもしれない。

さて、種まきにはまだ少し早いものの、「畝作り」には遅いくらいの時期となった。自然農では基本的に「耕さない」が、最初の畝立てのときだけは耕すのだそうだ。そして一度畝を決めたら何年もそのまま使うため、最初によく計画しておく必要がある。わたしの畑にはハーブを植えた5本の畝が並んでいるが、全体の畝立てをやり直すために思い切ってこれを全部退けることにした。植わっているのはコリアンダー、ディル、イタリアンパセリ、セロリ。これらはすべて「セリ科」の植物だが、参考にしている本には育て方が載っていない。でも簡単に育つだろうから、とりあえず全部まとめて一列の畝に移植することにした。朝から一心不乱にやって、4時間半はかかったと思う。

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BEFORE

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AFTER

5つの畝はほぼ空になり、高低差もなくした。サラダミックスを植えていた横一列の畝を延長し、高低差をなくして、そこにハーブ類を移植した。

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支柱にビニール紐を結んで目印をしたので、5メートルくらいある畝はまっすぐになっている。中心にセロリ、左にパセリ、右にコリアンダーの株を植えた。気温が上がってきてハーブは勢いよく芽吹いていたところだったので、移植がうまくいくのかどうか分からない。でも、ダメでもまた種を撒けばいいハーブなので、思い切ってやってみた。ディルだけは大部分を抜かずに元の場所に生やしておいた。移植する場所が足りなかったのと、抜いたら枯れそうな気がしたので。

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サラダミックスは秋冬のあいだに摘んでよく食べたが、放っておいたら最近は塔が立って黄色い花が咲いていた。花はできる限り摘んで、ガラジャのお墓に供えた。

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台所にも菜の花が生えた! これはカブの花

それからハーブの畝にハリルが勝手に植えていたニンニクも取り除いた。奥のニンニク畑の一角に、ビーツが枯れた場所が空いていたので、そこに移した。ニンニクの根はかなり深く張っていたので移植が成功するかどうか、これも不確かだ。

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昨日はハリルが何時間もかけて庭仕事をしていた。空き地に散らかっていた枝や根を燃やし、実家から運んできた薪をまとめたようだ。どうやったのか分からないし、よく見もしなかったが、薪は太い幹の上に乗っていて、地面には直接ついていないもよう。

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敷地のこっち側の竹(笹)の根も抜くのだそうだ

プールと桜

九十九里町
03 /01 2023
自宅から真亀川に沿って2キロ歩いて九十九里浜に出るのがいつもの散歩コースだが、海岸に出るとそこにはサンライズ九十九里という国民宿舎がある。九十九里町に住んで三年になるのに、今週初めてそのプールへ行ってみた。25メートルのレーンや流れるプール、子ども用のプールがあり、採暖室もあった。平日の昼間だったからか空いていたし、広々としてとても気持ちのいい場所だ(ただし、シャワー室がいただけない。わたしの子どもの頃にあったようなシャワー室でシャワーが固定されているし、臭かった!)。
わたしはビート板で500m、平泳ぎとクロールで500mを泳いで、倒れそうになるほど疲れてきた。バタ足を始めたときは、300m泳げるか分からないと思ったくらい体がついていかなかったが、途中から調子に乗ってきて、休憩を入れたものの合計1kmを泳いだ。わたしが泳いでいるところを見て、ハリルはそのパワーに感心したようなことを言っていた。実際は、自宅に戻ってすぐに甘いものをお腹に詰め込むほど、力尽きていたんですけどね。
その後、いつも行く温泉のある隣町の白子町の桜を見に行った。これも初めて時期に間に合ったのだった。河津桜だということを知らずに、いつも四月に行っては葉桜を眺めていたので、今回はとても楽しかった。
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九十九里ビーチラインという県道を、九十九里から白子に向かって走ると、道沿いに河津桜の並木がある。小さな公園に車を停めて、歩くコースを辿ってみた。
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花咲かじいさんに見えるね

庭仕事始め

九十九里町
02 /25 2023
今年の庭仕事がそろそろ始まった。空き地に青々とした麦が育ったのを見たハリルが「残っている場所も竹の根を抜く」と言うので、その前に処分しそびれている竹の根を燃やすよう頼んだ。去年は抜いた竹の根をあちこちに置きっぱなしにしていたため、それがまた地中に埋もれてしまうという失敗があった。竹の根を片付けずに次の作業に移るべきではないだろう(常に冷静なわたしである)。最近は、長くなってきた夫婦生活で諦めの境地に至ったのか、なんでもわたしが言うとおりにすべきだとハリルは考えているようだ。それでよろしい。
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去年、ハリルは炭を作ると言って空き地の真ん中に大きな穴を掘った。たくさんの木の幹を燃やしたけれど、炭ができたという話は聞いていない。とにかくそこで、木の上で乾燥させていた竹の根をどんどん燃やしていた。
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気がついたら二月ももう終わる。冬が去るのは大歓迎だが、次の1〜2週間で春夏の畑の計画を立てて、準備をする必要がありそうだ。今年は耕さない+肥料をやらない+虫も駆除しない自然農を実践していきたいので、今のうちに育てる植物や畝の配置を決めて、詳細をシミュレーションしておきたい。作物の収穫量より、自然の営みを観察したいというのがわたしの目的なので、楽しめたらいいと思っている。ハリルはあいかわらず、メロンをたくさん育てたいと言っている。メロンを育てるには、まだ土地が肥えていないように思うのだが、空き地の半分くらいはメロン用に空けておこう。
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興奮して砂浴びしまくるガウシャン。畑をトイレにしてくれる

ボーン・ブロス

九十九里町
02 /23 2023
今年の冬に買った牛骨5kgのうち、1.5kgほどを冷凍庫に残していたので、それでまたスープをとった。前回はハリルが豪快に骨を鍋に入れ、くず野菜を放り込んで一日煮て、そのままスープを冷凍していたが、今回はわたしがていねいに野菜などを取り除いたので、きれいなジェリーになった。
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丸一日は煮込まず、肉が骨から剥がれるくらいに柔らかくなった時点で火を止めた。途中、なぜか羊の骨も放り込まれていたので、残った骨はこうなった。
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左が牛骨。右が羊
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左が一番だし、右が二番だし
煮込んだスープは網で漉して、一晩寒いところに置いておく。そうして浮いた脂はすくってしまう。うちではそれもとっておいて、料理に使ったりするが、健康にいいと思っているわけではない(下がすくいたての脂)。
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二番だしもそれなりにいいスープがとれるので、一度煮たきり骨を捨てるのはもったいないようだ。
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左が一番だし、右が二番だし
ここ数年、冬になると便秘がちになって困っていた。けれどなぜか今年は、腸の調子がやたらによかったので、このボーンブロスかモツ(豚や牛の胃腸)のどちらか(あるいは両方)の作用だと思っている。
ちなみに、なぜ羊の骨まで入ったかというと、その日ハリルが羊肉を捌いてディジーを作っていたからだ。
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最近買った子羊のカルカス(11kg)