イチティックマ

九十九里町
02 /28 2024
鶏肉は、骨つきモモの部分が一番おいしいと思うし、トルクメン料理には使いやすいのだが、その部位が近くのスーパーでは売っていない。骨があるのは手羽先か手羽元だけなので、脚の部分はどこへ行くのだろう? いつか尋ねたら、スーパーの肉売り場の店員は、骨つきモモはクリスマス前にしか入荷しないと言っていた。そしてクリスマスに売られるそれは、なんだか不自然に脂が乗っていて大きいので買う気もしないのだった。仕方がないので、いつも冷凍の丸鶏を買って使っている。冷凍の丸鶏は意外と売られていて、大きめのスーパー(ジャパンミート)、業務スーパー、中国系の輸入食品店で見つけたけれど、同じものでも中国系のお店が一番リーズナブルな値段をつけている。
前置きはそのくらいにして、イチティックマの話。トルクメン語でイチはお腹、ティックは縫うという意味なので、この料理は鶏のお腹に詰めものをしてお腹を縫って閉じ、揚げて、お米と一緒に炊く料理だ。鶏肉チェクディルマの豪華版だと思う。
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魚のフィレのように見える細長いものは、自分で漬けたきゅうりのピクルス。横着をして、スライスせずに一人一本乗せた。うちは日本に住んでもとことんガテン系だ。

さて、先日は台所のはさみが壊れて新調した。道具が壊れて買い直すのが楽しい場合もあるけれど、基本的な道具は気に入ったものがあればずっと使いたいと思った。というより、数年で壊れる道具にがっかりしている。実家で母が使っている料理ばさみは、わたしが子供の頃からずっと同じで、今でも難なく使えている。昔の道具の方がクオリティが高く、耐久性があるような気がして、母が持っているのにかなり似ているものを探して中古で買った。
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ツヴィリングの、時代を感じさせる箱に入っていた。まさに昭和の雰囲気がしてなんとも言えない気分になる。昔はこれをゾーリンゲンと呼んでいたと思うのだが、ヘンケルスとか、呼び名が色々ある。父は、わたしが生まれる前に西ドイツで仕事をしていたことがあるので、母が持っているはさみはそのお土産かと思っていたけれど、日本国内でこの箱に入ったツヴィリングを持っている人が他にもいたので、日本でも売っていたのかもしれない。
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DIYしたスパイスラックに磁石でつけた。このはさみが一生壊れずに使えることを願う。

ばら撒きvs苗づくり

九十九里町
02 /21 2024
サブジ(ハーブ)を育てるにあたり、種をばら蒔きにした方がいいのか、苗を作ってから植え付けた方がいいのか、確かめるために実験をしてみた。
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左の畝は、セルトレイに種を蒔いて小さな苗まで育ったあと、植え付けたコリアンダーとイタリアンパセリ。右の畝には、種を直接ばら蒔いた。分かりやすいように印をしてみると、以下のとおり。
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緑の線が畝の外郭線(おおまかにねw)。紫の線はイタリアンパセリ、青の線がコリアンダー。苗を植え付けた方が、数は少ないものの明らかに成長がいい。株が大きくなっていて、色も濃い。ばら蒔きした方は、数は多いけれどコリアンダーが紅葉してるかと思えば、イタリアンパセリは色が抜けたように白い。圧倒的に、苗づくりの勝ちだろう。ばら蒔きしてしまうと、間引きが非常に難しいのでやらなくなり、結果的に土の栄養を取り合うのか、うまく育たなかった。ただ、これから暖かくなって盛り返す可能性もあるので、できるだけ間引きをしながら、もうしばらく観察してみようとは思う。
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苗を作って植えたコリアンダー
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ばら蒔きコリアンダー
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苗を作って植えたイタリアンパセリ
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ばら蒔きイタリアンパセリ
まだ二月中旬なのに、苗を植えたものからいくらか量が採れたので、これでハリルにゴルメサブジを作ってもらった。
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ちなみにディルに関しては、一列に蒔いたために間引きがしやすく、最初のうちは頻繁にしていた。そのせいかばら蒔きの方も育っているけれど、やはり苗を植え付けたものの方が青々しく、元気に育っている。結論はやはり、苗づくり一択だと思う。
今日は買い物から帰ってきて玄関のドアを開けたら、ものすごいハーブの香りがした。うちは外から入ってくるとかなり異国の香り(ハリルの料理)がするのだが、それを嗅ぐたびにスウェーデンのアパートもそうだったことを思い出している。最初から、ハリルはこういう香りで家を満たしていたのだった。

模様替え

九十九里町
02 /20 2024
ホームセンター(コメリ)に火消し壺を買いに行き、欲しいのがなかったのについつい、苗を買ってしまった。やっぱり行くと見切り品コーナーを念入りにチェックしてしまう。
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ルーは初めて聞いたし、ラムズイヤーは育てたことがない。レモンバームは去年花壇に植え付けたものが枯れたので、その代わりだ。ちなみにルーの別名はヘンルーダで、ミカン科の植物だそうだ。
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余っていた二回りほど大きい鉢に植え替えた。室内に置き、暖かくなったら花壇に移そうと思っている。
さて、もうすぐトマトの種をまいて苗を育てるつもりなので、その準備を始めた。ダイニングの一番日当たりのいい場所に棚を置き、後ではめる引き出しに種をまいたセルトレイを入れるつもり。そしてテーブルは小さくして移動し、空いたスペースにトルクメン絨毯を敷いた。温かい午後に、横になると昼寝ができるかもしれない(ハリル用)。
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テーブルは、180x80cmのものを使っていたけれど、二人なら縮めた120x80cmでもなんとかなる。苗が外で育てられるようになる頃にはお客さんもあるだろうから、元に戻す算段だ。
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猫たちは、温かいカーペットとか絨毯の上を単純に好むわけではない。どうも高い場所に優先順位があるようだ。少し高いところに寝て眺める方が、襲われる心配がないから安心なのかもしれない。でも一方で、寝る時に敷物の下に入り込む習性を、アークジャがガウシャンに教えてしまった。
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この中に入って二匹は熟睡している
人間の思うように、猫は行動してくれない。

テントウムシ

九十九里町
02 /19 2024
台所で、ワスレナグサの余った苗を育てている。秋に種まきをして発芽したものを小さな鉢に入れて、シンクの上の台に置き、冬のあいだは水やりもほとんどしなかった。でも春が近づいてくると、明らかに早いスピードで土が乾いてきて、水を欲しがっていることが分かった。それと同時に、やわらかい葉の裏にアブラムシがつくようになった。
外で育てているワスレナグサは、葉は短く枚数が多く、色が濃く、厚みもだいぶ厚い。でも鉢で育てているものは、葉がほとんどきみどり色で、ペラペラに薄い。ヒョロ長くてまるでもやしっ子だ。
葉の裏についたアブラムシは水スプレーをしたり刷毛を使って取り除くようにしていたけれど、根絶するまでには至らず、このままだと花が咲く前に葉がダメになってしまいそうなので、ちょっと実験をしてみた。テントウムシを持ってきて、ムシを食べてもらおうというものだ。
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アブラムシがついたのは、奥のワスレナグサ。その葉の上にテントウムシを乗せてみたら、すぐに手前の多肉植物(エケベリア)に移ってしまった。
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安直すぎたか、と思いつつも、しつこくワスレナグサに乗せたところ、しばらくすると葉の裏に回ってアブラムシを食べ始めた。そして夜になると、ワスレナグサの葉の裏にぶら下がったまま、寝ているようだった。
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朝になると、そこにはもうテントウムシはいなかった。そう予想してはいたものの、家の中で死んでしまったらかわいそうだなと思った。やはり浅はかなことをしてしまったかと思ったそのとき、近くの窓にくっついているのを見つけたので、すぐに外の元いた場所に戻してやった。少しはアブラムシが減ったのと、アブラムシとしては天敵が目の前に現れたので何らかの抑制効果があったのではないかと自己満足している。もう少しで花が咲く時期が来ると思うので、何とか枯れずに保ちたい。

はつか大根など

九十九里町
02 /17 2024
はつか大根は、簡単に育てられそうで、そうでもない野菜だ。何度も種をまいてみたけれど、うまくできたときの方が少なかったと思う。去年の秋には実験的に同時に三か所にまいたら、やはり一か所しかうまく育たなかった。ちょうど青紫蘇が生えていたあたりに育ったそのはつか大根は、あまくて辛みもあってとてもおいしかった。ただ、なぜその場所でうまく育ったのかは不明なので、途方に暮れている。
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常識的に考えて、やはり土に栄養があるかないかや日光のあたり具合で出来が変わるのだろう。栄養たっぷりのふかふかのベッドに種をまいて、適度に水をやりながら、温かく見守るのが一番いいはずだ。確かに、いつもそこまではできずに育てていた。
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ターツァイは、発芽率がいいし丈夫に育つ。けれど、うちではこれも生育がよくない。冬の寒さなのか、土が痩せているからなのか。小さくてもよく採れるし、鍋や炒めものに使っているので、今後も育てたいと思う野菜だ。
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こちらは1m四方を二か所に植えたホームたまねぎ。植える時期が遅れて、小さな玉しかできなかった。でも味はあまくて、みずみずしくてとてもおいしい。
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朝、チリビーンズにたくさんかけて食べた。次回は必ず、畝にテコ入れして正しい時期に植え付け、大きな玉を収穫したい。
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ほうれん草も初めて収穫した

ミョウガの植え替え

九十九里町
02 /16 2024
去年はミョウガがほとんど採れなかった。なぜだろうと思ってよく考えると、最初にもらったミョウガを植えたのは三年前。手入れもほとんどしていないので、養分がないのだろうと思った。そこで、今年は全部掘り出して根を整理して、植え替えることにした。
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掘ってみたら、根は思ったよりぎっしり詰まっていた。掘り出した中から植え替え用に15cmくらいの根をたくさん確保し、残りは捨てることに。その捨てる分が、上の写真だ。もったいない気はするけれど、どうしようもないのでコンポストにするか? 空き地に花を植えたいので、その肥料として使うよう、生ゴミから作るコンポストもまた始めたところだ。
ミョウガは、家の裏のもと植えていた場所に15cmの根を八つ埋めた。根の間には完熟堆肥を少し置いた。
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土を被せて、その上に枯れ草を被せ、水をじょうろ二つ分やって準備完了。やっつけ仕事だったけど、これで今年は収穫できるのではないか? 乾燥を嫌うらしいので、水やりをちゃんとする必要があるだろう。そのためにも、ミョウガは家のそばに植えることが重要だ。
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根はまだたくさん余っているので、空き地にも植えてみようと思っている。
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近所の猫。彼がアーラジャの彼氏だとずっと思っているのだが、実際は分からない。模様がアーラジャとよく似ている。

バレンタインデー

九十九里町
02 /14 2024
うちの近所には三人きょうだいの子どもがいる。というより、その子どもたちしか子どもは見たことがないから、他にいないのだと思う。ウォーキングに出かけても、出会うのはお年寄りばかり。超高齢化社会の縮図だ(過疎地だしね)。
今日はバレンタインデーなので、チョコレートブラウニーを焼いた。朝食のときに、「今日はバレンタインデーだよ」と言うとハリルは「あ、女性の日か!」と、まだ男性が女性にプレゼントする日だと思っている。日本では違うのだが、それは長年秘密にしてある。だからといって、プレゼントをもらったことはないけれど。
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さて、ブラウニーを切り分けているときに、外で子どもたちの声がしたので、まな板にいくつか乗せて渡しに行った。単純に、食べるかな?(食べるだろう!)と思って出て行ったのだが、彼女たちは「でも今は食べられない」と言った。なぜなら、お母さんにOKをもらっていなかったからだ。すばらしい。「近所のおばちゃんから変なもんもらって食べちゃいけないよ」「はい!」と、親子できちんと取り決めがなされているのだろう。あるいは食品アレルギーがあるのかもしれない。昭和に育ったわたしは、そんなことを教わった記憶はない。
そういうことなら、まな板ごとブラウニーを持って帰ってもらって、その場でお母さんにOKをもらえばいいのではないかと思い、持たせた。そうしたら子どもたちは食べずに戻ってきて、今度はお母さんがまな板を洗っているというではないか。恥ずかしい〜
そしてやって来たお母さんは、プレゼントを手にしていた。なんとそれは、自作のランプだった。子どもにちょっとお菓子をあげようと思っただけなのに、そんなアーティスティックなものをいただいて、本当に驚いた。お母さんは他には何を作っているのか、興味を持った。今度機会があったらぜひ聞いてみようと思う。
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USBで点灯するランプ。小ぶりの茶色い瓶にランプが入っている
子どもたちは、わたしのことを「おばちゃん」と呼ぶ。「おじちゃん」じゃなかったことにちょっと安心した。「おばちゃんは仕事だから〜」と言って家に入ろうとしたら、「おじいちゃんは?」と聞いてきた。ハリルがおじちゃんじゃなくて、おじいちゃんだということをちゃんと理解しているんだね。

ふきのとう

九十九里町
02 /11 2024
これまで数年の経験を活かし、今年は時期をよく見定めて、実家の(隣の敷地に生えている)ふきのとうを採りに行った。ところがなぜだ! 時期はちょっと早かったようだ。ほんの少ししか採れなかった。
両親が国外に出て留守になっている実家は、二週間に一度ほどわたしが行ってチェックしている。冬は乾燥して寒いので家の中にカビが生えたりはしないけれど、郵便物は溜まるし、車は乗らないといけない(驚くなかれ、なんと三台も置いてある)。そして九十九里町からは一時間半くらいかかる場所にある。一日のうちに往復するとだいぶ疲れるようになったので、最近はハリルに留守番してもらい(猫らの世話)、わたし一人で行くようになった。でもじつは、それがちょっとした気分転換になっている。
ただ、実家は御多分に洩れず、ものがぎっしり詰まった高齢者の家だ。そこで一晩過ごすだけでもじりじりとストレスを感じる。親とはいえ人の家なのだから、余計なお世話だと言われるかもしれないが、それら大量のものの行く末は、実際わたしにのしかかってくるのは明らかだ。いっそ親より早く死んでしまいたいと思ってしまうほど、わたしの生命力を削ぐ材料なのだ。そんなことを少しでも口にすれば、わたしが神経質扱いされるので、言えないところもさらにストレスだ。いや、親がストレスを感じるほど言ってるとは思うけど。
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さて、ちょっとだけ採れたふきのとうは九十九里に持ち帰り、みそ炒めにした。みりん1、砂糖1、みそ2の割合で甘めにして、刻んで炒めたふきのとうに合わせている。最初にフライパンに入れる油は多めにするといいと思う。
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なんともいえない蕗の苦みとそのかおりが、春の訪れを告げている。明日は白米を炊いてこの蕗みそをつけたおにぎりを食べたい。焼きおにぎりにするのもよさそうだ。
台所で育てている小さな鉢とか、アスファルトの隙間から生える雑草とか、本当に小さな現象から、じわじわと春が来ていることが感じられる。春のエネルギーが端々で目覚めているような、わくわくするこの季節。

畝のテコ入れ

九十九里町
02 /08 2024
さて、もう一ヶ月後には春野菜の植え付けが始まる。そのためには遅くとも、今ごろまでには畝の準備が終わっていないといけない。計画して書いておいたはずなのに、いつもギリギリになってしまうのはなぜなのか。
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この1.5 x 4メートルの大きな畝は、去年メロンやスイカの苗を植えて特にどうにもならなかった(苗をただただウリハムシに食べられた)場所だ。苗を植えた直径50cmくらいの穴以外は耕していないので、今回初めて整備する畝となる。
まずは表面の草を刈り、表面の草などをよけてから、土を掘り返す。ここで十分に草を刈っておかないと、緑が混ざってしまう。それは未熟な堆肥を土に入れたと同じように、野菜を育てる上で問題となるので、できる限り草を刈った方がいいと思う(わたしはちゃんと刈らなかった)。
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そのあとは、外周から掘っていき、中身を順々に30cmくらいの深さで掘り返す。一列掘っただけでもう、腰がまずいことになった。
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なんとか全面を掘り返し、ここから大きな根や緑の草を取り除きながら土をほぐしていく。これがきついのなんの。猫はさらさらの土が大好きなので、すぐにガウシャンが砂浴びに来た。
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何時間かかっただろう。朝から始めたものの、本業の始業時間が近づいてくるので、焦りながら作業した。土の中の要らないものを取り除き、土をほぐした。幼虫もかなりの数が出てきたが、バケツに集めておいて今回は川へ捨てにいった。畑にとっては害虫だけれど、掘り出したときは、幼虫たちは深い眠りから目覚めたときのようにゆっくり体を動かして、ちょっとかわいい。お母さんが土に産みつけて、ぬくぬくと育つのを願っていただろう。でも、どう生かしてやればいいのか今のところ分からない。自然菜園の教科書を書いた先生は、アオムシなどは潰して野菜のそばに置いてあげれば、クモなどの昆虫が食べにくる、と笑顔で言っていた。
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さて、土がきれいになったら一面を均し、完熟堆肥18L、腐葉土12L、籾殻くん炭30Lを混ぜ込んだ。かき混ぜるのも重労働だ。そのあと、米糠600g、油粕600g、牡蠣殻石灰300gを土の表面に混ぜた。
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そして仕上げは十分な草を乗せて畝をカバーすること。近所の空き地から草を持ってきて畝の上に置くのをあと二回はしたかったが、ここで時間が来た。
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もっと草マルチを分厚くしておかないと、猫たちがトイレにしてしまうだろう。明日にでも続きをする必要がある。
すべての作業に4.5時間かかった。しかものんびりではなく一心不乱にやったので、体が悲鳴を上げてしまい、しばらく仕事(本業)が手につかなかった。でもこれでこの畝の準備は完璧だ。最初にテコ入れをしておけば、次回からは耕さずにこの畝を何年も使っていくことができる。ちなみにここには、春にはトマトとバジルを植える予定。

桑の木を切る

九十九里町
02 /07 2024
空き地には、植えたのか勝手に生えたのか分からない大きな木が何本か生えている。ほとんどがネムノキだが、シイノキが一本、名前が分からない木も一本ある。不要な枝を切り落としたり、絡まっていた葛のつるを外したり、近所の人にハシゴを借りたりしてだいぶ手入れをしてきた。他にも生えていた小さめの木は、ハリルがすべて根っこから抜いた。
今日は、切り損ねていたクワノキを切った。あちこちに枝を伸ばして大きく育っていたのに、実がまったくなっていなかったのでオスなのだろう。別の木に絡みつくように生えていたため、電気ノコギリで輪切りにしても取りきれずに残ってしまった。
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右から中央にかけて伸びているのが桑の木
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これを剥がすためにはノコギリで削り取るようにしなければならないが、残す木を傷つけてしまいそうなのでやめておいた。下から三分の一のあたりに切れ目を入れたので、上はそのうち枯れて朽ちるかもしれない。
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すべてが平らになった空き地。周りには花を植えて、中央はBBQなどをする場所としたい。花を植えると簡単に言うが、花も野菜と同じく手間とお金がかかる。だからハリルが望むように、一面に色とりどりの花畑というわけにはいかないのだ。うまく花を咲かせようと思えば土の手入れもしないといけない。手間と費用を計算しながら、植える花の種類をよく選ばないといけない。わたしはこの作業がちょっと苦手なのだが、ハリルがやるよりはマシのような気がしている。
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切ったクワノキはさっそく薪にした。実家から電気ノコギリを持ってきて、チェーンを新しく買い、つけ替える作業も自分でやった。そして太い木を切って薪まで作っているとき、自分を誇らしく思うとともに、こういう女は男が逃げていくもんだよな、というような考えが拭えなかった。なんでも自分でがんばってやってしまわずに、「できなぁ〜い(涙)」「やってぇ〜(ハート)」と言える女なら、男にかわいがってもらえるのだろう。実際、チェーンの交換に四苦八苦しているとき、ハリルはそばで不満そうにしていたし、わたしに指を切ったりしないよう注意を呼びかけていたけれど、すべて作業し終わったあとには、わたしの賢さを讃えるようなことを言っていた(ちゃんと内容を聞いていなかったことを後悔)。これでネガティブなことを言ったら小さい男だなと思っただろうけど、さすがにハリルは年の功だった。
ところで「薪ストーブ」の読み方をご存知だろうか。わたしはとても恥ずかしいことに、カインズホームに行って「たきぎストーブはどこですか?」と聞いてしまった。正解は「まきストーブ」。どっかに入る穴ありますか〜?