東京さ行ってきた

東京
08 /24 2021
ハリルの用事で、都内まで行ってきました。最後に行ったのもたしかハリルの用事だったので、スウェーデンやイランの大使館に行くときだけ、東京に足を踏み入れます。友人に会うときは東京に行くことも多かったですが、コロナでずっと機会を逃しているあいだに「東京には行きたくない」という気持ちが以前より高まってしまいました。
今回は初めて九十九里町から出かけたのですが、イラン大使館までドアtoドアで往復6時間はかかります。しかも、行くためのルートは電車、バスなどいくつもあって、ナビゲーションを何度も検索して、道中はしっかりスマホ画面を見続けて、さらに要所要所で人に聞いて、なんとかたどり着くという始末。日本語ができて本当に助かりました。
砂漠に住む羊飼いについての笑い話で、羊飼いが町に出る必要が出たときに、前日に家族会議を開いて町にはどうやって行くか、町に出たらどこで何をするか、入念に確認しておいたのに、当日出かけたら途中で分からなくなって一旦砂漠に戻ってきた、というのがあります。それにかなり近いような感じでした。
とにかく遠すぎるのが東京嫌いになる一因でしょう。交通費が短時間でじゃんじゃん消えていくのが、ハリルには驚きのようでした。でも最寄駅前の駐車場は、24時間400円で助かりました
ひとつ気がついたのは、都内のタクシーが様変わりしたということです。黒いミニバン/ハイトワゴン風で、トヨタの次世代タクシーなんだそうです。スーツケースも簡単に運べるようなタクシーをロンドンで使ったことがありますが、まさにそんなタクシーでした。他にも色々と進化したことがあるのでしょうが、今後もそういった発見をする機会は多くなさそうです。東京は、住んでこそ都です。

東京入国管理局

東京
04 /05 2021
ハリルの在留資格の申請に、入国管理局へ行ってきた。
このところ在留期間を一年しか許可してくれないので、毎年同じ申請をしなければならず、面倒だ。また書類を完璧に揃えていっているというのに、窓口で書類を受け付けてもらえるまでに何時間もかかる。今日もまた三時間半も待った。しかしこれは千葉出張所の話で、品川にある入管ではもっと仕事が早かったように思う。九十九里からだと品川まで行くのに時間がかかるので、かかる時間はどちらへ出向いても似たようなものなのだけれど。
三時間半で、五十人くらいが受付されていたので、ざっくり計算すると一人に対して4.2分の処理時間となる。あれ? 早いじゃないか(笑)。受付番号の数字が全然動かないように見えたので、この計算結果は不思議だ。

いずれにしても無事申請は終わったので、その後に買い物をすべくイケアに向かった。干し竿の他に、置いて使える予備の物干しを買いたかったのだ。ミートボールを食べてコーヒーも飲んで、パンを買い、他に必要だった小物をさくっと回収して帰途についた。
お目当ての物干し

ハリルがニンニクの酢漬けを作って保存するとのことで、ガラスの密封瓶をたくさん買った。わたしはお茶の缶とアートフレームを買った。正方形のフレームの種類が前より減ったようで、選択肢は二つしかなかった。これを何に使うかは、また次の記事にでも。
手前のカッティングボードは、ハリルと揉めながらもわたしがすばやく説得して買ったものだ。揉めたというのは、ハリルが大きなティーポットを置くための鍋敷きが欲しいと言い、コルクの鍋敷(一個100円)のものを買おうとしたのだが、わたしがコルクのを買うならこっちにしてくれと小さなカッティングボードを勧めた。カッティングボードは1000円なので、値段の安いものを買う傾向のあるハリルはコルクでいいと言う。うまく説明できないけれど、コルクは使い込んだらゴミになりそうなので、ボードにしてくれとわたしが言い張り、そうしたらハリルは大きいのがいいと言い、結局1500円のボードを買うことになった。いずれにしても安いんだけどね、イケアは。
そういうわけで、明日からは食卓の上のこのボードに食品や熱いものが乗ることになる。楽しみだ。
ルイボスティーを入れた缶には、カモミールをお払い箱になったスプーンが使えそうだ。