東京さ行ってきた
東京ハリルの用事で、都内まで行ってきました。最後に行ったのもたしかハリルの用事だったので、スウェーデンやイランの大使館に行くときだけ、東京に足を踏み入れます。友人に会うときは東京に行くことも多かったですが、コロナでずっと機会を逃しているあいだに「東京には行きたくない」という気持ちが以前より高まってしまいました。
今回は初めて九十九里町から出かけたのですが、イラン大使館までドアtoドアで往復6時間はかかります。しかも、行くためのルートは電車、バスなどいくつもあって、ナビゲーションを何度も検索して、道中はしっかりスマホ画面を見続けて、さらに要所要所で人に聞いて、なんとかたどり着くという始末。日本語ができて本当に助かりました。
砂漠に住む羊飼いについての笑い話で、羊飼いが町に出る必要が出たときに、前日に家族会議を開いて町にはどうやって行くか、町に出たらどこで何をするか、入念に確認しておいたのに、当日出かけたら途中で分からなくなって一旦砂漠に戻ってきた、というのがあります。それにかなり近いような感じでした。
とにかく遠すぎるのが東京嫌いになる一因でしょう。交通費が短時間でじゃんじゃん消えていくのが、ハリルには驚きのようでした。でも最寄駅前の駐車場は、24時間400円で助かりました✌
ひとつ気がついたのは、都内のタクシーが様変わりしたということです。黒いミニバン/ハイトワゴン風で、トヨタの次世代タクシーなんだそうです。スーツケースも簡単に運べるようなタクシーをロンドンで使ったことがありますが、まさにそんなタクシーでした。他にも色々と進化したことがあるのでしょうが、今後もそういった発見をする機会は多くなさそうです。東京は、住んでこそ都です。