おみやげ
北海道北海道からのおみやげ(自分用)でわたしが一番期待していたのは、小豆でした。いつもは秋に戻ってくる母に買ってきてもらい、ぜんざいにして食べているのですが、これが本当においしいのです。スーパーで十勝小豆を買っても、この新鮮さは得られません。自分用に2キロ買ってきましたが、母に追加で頼もうかとすでに考えているくらい。まずはある分を食べ切ることを考えればいいのに、ついつい欲張ります。
六花亭のお菓子は、包み紙がツボだし、値段が手頃なので大好きです。トレードマークだった板チョコは、いつからか形が変わってしまい買わなくなってしまいましたが、それ以降はバターサンド一択となりました。
さて、肝心のアーラジャですが、わたしたちが帰宅したら、知らない人が来たときのように急いで外へ出ていってしまいました。顔も見たし、声も聞いたはずなのに、です。そして友人家族が初めて来たときとまったく同じように、お隣さんの屋根に登って変なところから家を覗いていました。しばらくそこで昼寝していて、いくら呼んでも帰ってきませんでした。
アーラジャは、普段から外で会うとまずは逃げるし、どうしてそういう態度をとるのか分かりません。それでも友人家族が帰った後に、ミャーと言いながら戻ってきて以降は、何事もなかったかのように暮らしているので、安心しました。二週間、とても大事にしてもらっていたようです。
帰った翌日はなかなかエンジンがかかりませんでしたが、夜にはいつものパンとケーキを焼いたので、よくやく市販のパンを食べなくて済むことになりました。北海道では食パンをとっかえひっかえ食べていましたが、どうにも耐えられず(ふわふわしていてパンを食べている気がしない!)、途中から日糧製パンという北海道の会社の「プチパン」というのに変えてみたら、これはけっこうイケました。
滞在していたのは両親が持っているマンションの別部屋で、二人くらいで暮らせるタイプのワンルームでしたが、料理も洗濯もできるので、次に行くときは何を持っていけばいいか、おみやげも考慮してどのくらいのバッグで行けばいいかがよく分かりました。食べもののことしか考えていないんですけど。