ピザ
九十九里町休みの日の今日は、ピザを焼いた。ハリルがピザマスターなので、わたしはピザを焼いたことがなく、いつも具材の準備係だ。チーズをおろしたり、オリーブをスライスしたりしている間に、ハリルがトマトソースを作りあげる。
今回はイタリアのサラミにモッツアレラチーズ、オリーブとケイパーの乗ったシンプルなピザだった。トマトソースには缶詰のトマトを使ったけれど、そろそろトマトの値段が下がってくるので、次回は生のトマトを使いたい。
ハリルの技術は健在だった。目分量で水やイーストを配合して、生地を捏ねる。そしてピザ一枚分ずつ生地をまるめて、休ませておく。時間が来たら、生地を広げてトマトソースを塗り、その上に均等に具材を並べてピザストーンに移し、オーブンに放り込む。
九十九里に引越したら、お客さんを呼んで思う存分料理を振る舞おうと期待していたのに、コロナという大不運にバッチリ見舞われてしまった。ハリルもがっかりしている。