漬け丼

九十九里町
07 /20 2020
週に一度は、魚を柵で買って漬け丼にして食べている。車で15分くらいのところにあるスーパーは、九十九里町に引っ越す前から利用していたチェーンで、「タイヨー」という茨城県にある会社が経営している。そのスーパーのグループは主に茨城県と千葉県に展開しているので、わたしは子どもの頃からなじみがある。しかしそのすばらしさが理解できたのは、最近になってからだ。とくに魚が新鮮で、安く手に入れることができる。
上は、イワシのなめろうの材料。新鮮なイワシを開いたものと、みそ、生姜、ネギ、青じそなどを混ぜて叩く。イワシのなめろうは、九十九里町の郷土料理なのだそうだ。海岸近くの看板にも、九十九里町は「イワシの町」だと書いてある。商店街の電灯にも、イワシが跳ねているようなオブジェが飾られている。
なめろうを作るのは簡単だった。今回は刺身を少なめにして、漬け丼に添えたのだが、なめろうについてはハリルはまた食べたいと思わなかったようだ。新鮮そうには見えたけど、買った翌日に調理したことも影響したかもしれない。次回からは、また刺身だけになりそうだ。
ちなみに、よく食べるのはブリ、マグロ、カツオなど。どれも新鮮なものがスーパーに出ていたら、それを選んで買う。町には昔ながらの魚屋さんや海の駅などの海産物を売る店もあるのだが、スーパータイヨーで買える魚のクオリティが勝っていると思う。これはお客さんにもぜひご馳走したい。

草刈り

九十九里町
07 /14 2020
先日、地域を守る会のボランティアにハリルと二人で参加して、川の土手の草刈りを手伝った。うちの前の道路は、お隣さん一軒分を進むと川の土手沿いの道路に突き当たる。そのくらい、川が近い。川沿いの細い道の脇には、土手に上がる階段がところどころあって、それを登ると自動車は入ることのできない川沿いの歩道に入ることができる。草を刈ったのは、この土手だった。近所の人が十人ほど、自前の草刈り機を持ってきて周辺の土手の作業していた。わたしたちは道具なしに参加したので、熊手などを借りて刈った草を土手の下に落とす作業を手伝った。
普段の散歩は、この道を歩いて海岸に出る。竹が茂って川が見えない部分もあれば、見通しがよく川で休んでいる鳥や亀などを眺めることのできる部分もある。
ボランティアの話は、偶然知ったことだった。 隣の空き地の草がかなり繁殖してきたので、それをなんとかするために町の環境係に問い合わせたところ、「土地の所有者を調べて連絡しておきます」という返事を何日か前にもらっていた。ある朝、その空き地の草を刈る音がしたので外に出て作業している人に話を聞いたところ、それは土地の所有者ではなく、この地区の自治会長さんだった。なんと、近所の道路や空き地の手入れ(草刈り)をボランティアでしているそうで、その日は偶然、その空き地の道路に面した部分を刈ってくれていたようだ。所有者も管理していないし、勝手に切っちゃって良いと言ってもらえたので、その件はひとまず解決しそうだった。
地域を守る会が川の土手の草刈りもしている話を聞いたので、次回の活動にハリルが参加できないか聞いたところ、ちょうど週末にあるということで手伝いに行ったというわけだ。さて、本題はここから。 土手の草刈り作業終了後、自治会長さんと守る会の会長さんともう一人が、うちの隣の空き地の草刈りをしてくれたのだった。生えているのは草ではなく細い竹なので申し訳なく、最初は断ったのだが、土手の作業が終わるとまっすぐに来てくれて、こちらはただただ作業を見守るばかりだった。
BEFORE
AFTER

背丈より高く茂った竹を刈るのは容易ではなかったと思う。紹介された守る会のメンバーもみんなご近所さんで、気の良さそうな人ばかりで、知り合えて安心できた。ハリルも喜んでいた。うちは自治会にも入っていないにも関わらず、よくしてもらい、守る会にも参加できたので、今後も安心してここに暮らせそうだ。
BEFORE
AFTER