残暑

九十九里町
08 /25 2020
夏の日々が続く。日中は日差しが強すぎるので、ハリルは朝6時すぎに海岸まで散歩に出かけている。本当はわたしもそうしたいのだが、なかなか早起きができないでいる。そんな言い訳をしているうちに、夏が終わってしまいそうだ。海岸は、休みの日は人出が多くて、平日はサーファーが主に海に浮かんでいる。
庭に植えたハーブは一段落させて、今度は花を植えてみた。苗を買ってきて埋めただけだけれど。
花を植えたのは生まれて初めてだが、やってみたら想像していたより楽しかった。ホームセンターや園芸店など、苗を買える店がいくつもあるので見て回り、最初は、配色を考えてかっこいい花壇にしようとか、いろいろ考えを練っていた。でも結局は、どこにでも売っているマリーゴールドなど季節の花を全部買って、端から植えただけだった。それでも庭がカラフルになって嬉しいものだ。
ローズマリー、ミント、フェヌグリーク、ラベンダーは鉢植えにして、庭の端に置いてある。地植えしていたら猫が苗を倒してしまったのと、カニやモグラが地下に穴を開けるので、これが解決策だろう。引越してきた当初、庭の端にこの赤い玉が敷き詰められているのをすべて除けてローズマリーなどを植えてみたのだが、今になってその理由がわかった。おそらく、カニやモグラが穴を掘りにくくするためだったのだ。
トマトはまだ実をつけ続けている。今年は千葉でもトマトの値段が高い気がする。一箱1,000円くらいのトマトを買うと、一個あたり60円台になる計算なので、今のところそれがうちの相場だ。
花壇はじつは、普段はネットで囲っている。ハーブを抜いた後の空き地を、アーラジャがトイレにするようになってしまったので、猫が入れないようこうするしかないのだった。花の苗を敷き詰めたらネットを外せるかと思っていたけれど、今朝はまた空いたところにコリアンダーの種を植えたので、しばらくこのままになりそうだ。どこでも動物と植物というのは、共存が難しい。

梅雨が明けて、夏がやってきた!

九十九里町
08 /05 2020
しつこく続いた雨もピタッと止んで、洗濯物が簡単に乾く気候になった。パン生地の発酵も、倍以上の早さで仕上がるようになった。長いあいだクルミを入れたパンを食べていたけれど、ハリルに言われてくるみを入れるのをやめた。夏はクルミは食べない(常食しない)のだそうだ。
庭のハーブとトマトは一段落して、ディルは花が咲いた。ここで一旦苗は取り除いて、種を撒き直そうかと思っている。うまくいくのかどうか分からないが。
少し前から、猫のアーラジャを外に出すようになった。もともと子猫のときに外で保護された猫なので、外で暮らした経験はあるのだろう。しばらく庭に出たがっていたのを制していたものの、抑えきれなくなってついに窓を開けた。今ではもう何時間も戻ってこない日もある。それどころか、先日はスズメを狩っていた。口にくわえて庭に持ってきて、トマトの下で満足気に眺めていたのを、わたしは目撃した。その後、スズメを食べたのかどうか気になっていたのだが、下痢をした末に羽根が出てきたので、丸呑みしたのだろう。クミシュテぺの猫と変わりなく安心した一方で、虫やウィルスがついたり、下痢をしたり吐いたり、厄介なことが増えてしまった。
さて、ゴルメサブジ用に炒めて冷凍するか〜