今日はこれまでの二倍の大きさのパンを焼いた。全粒粉を使っている。
いつもはたいてい、天然酵母150g、小麦粉450g、水300g、塩9gというレシピで生地を作っている。全粒粉やライ麦粉を混ぜることが多いので、その場合は好きな粉150gと小麦粉300gにしている。できた生地は二つに分けて、二つのパンを焼いているのだが、一つ焼くのにオーブンで30分以上かかるので、二つのパンの間には30分以上の発酵の違いが出てしまう。そこで今日は誤差がないように、生地を分けずに焼いてみたら、発酵の見極めもうまくいき、大成功だった。これは遊びに来る友人にあげるつもりで焼いたので、よかった!
これは
簡単バゲットのレシピで、ドライイーストを使って焼いた。もとは同じ生地を四つに分けて、右の二つは10分遅れてオーブンに入れてみた。どちらも問題なく焼けているけれど、10分後に入れた方がきれいな焼き色がついた。オーブンの温度が200度になったら生地を放り込んでいるのだけれど、230度(わたしのオーブンの限界)まで待った方がいいのは明らかだ。しかしそのためには35分間も余熱をする必要がある。だからつい、ケチっちゃうんですわ。
最後に焼いたのは、全粒粉の天然酵母を使った小麦粉100%のパン。くるみが入っていて、これはいつもどおり生地を二分割した。パンの表面の見栄えが悪いのは、余分についていた小麦粉をはたいた後だからだ。パンは、焼き上がったままのときは、周りについた白い粉とクープが開いて見える中の茶色の部分のコントラストが美しいのだけれど、小麦粉をはたいて落とすと、そのコントラストがなくなってしまう。仕方がないので、美しいヒゲをたくわえたモデルさんに登場してもらおう。
今日は三種類の生地のパンを焼いて、どれもうまくいった。できるだけ技術を身につけたいと思うのだが、そのためにはとにかく焼き続けるしかないだろう。遊びに来る友人たちのためにパンは用意できたし、イタリアンプリンも作った。あとは早く寝なければ。