チャバタでプチフランス

九十九里町
08 /26 2021
チブリッツさんのブログに載っていたパンを試してみました。去年から自宅でパンを焼いてきたので、パンのレシピを見れば以前より簡単に焼けるんじゃないかと思ったからです。
やってみた結果としては、自分が焼いている簡単バゲットよりさらに簡単に(?)焼けると思いました。簡単バゲットは捏ねることなく半日かけて発酵させて焼きますが、これは15分ごとに混ぜたりしつつも、夏は合計2時間くらいあれば、焼き上がります。
1回目。いまいち

2回目。かなり修正しました

2回目は、発酵の時間を少し増やして、クープをより深く入れました。そういうふうに修正すべきだと分かるのも、パンを焼き続けた成果だと思います。
右半分の2回目はだいぶチブリッツさんのパンに近づいています。味も食感もほとんど変わりないはずですが、誰だって右側のを食べたいですよね。また練習しようと思います。
それにしても、彼女は魔法の手と目を持った方なのでしょう。何を作っても仕上がりがとても美しい。リンクの一番上に「カルフォルニアばあさんのブログ」が貼ってあります。

レモンシロップ

九十九里町
08 /25 2021
ひさしぶりに落ち着いて台所仕事ができました。しばらく家を空けるにあたって家の中を整理したり、東京に出かけたりしてバタバタしていたので、パンを焼いても料理をしても失敗気味でした。悪循環に陥っていたのを、今日はリセットした気分です。
シロップなので大した作業ではないですが、見た目と香りが元気を与えてくれます。ジンジャーとローズマリー入りのレモンシロップです。
最後にハチミツを少し注いで蓋をして、暑いので冷蔵庫に保管します。

庭の作物はほとんど終わった感じで、きれいだったバジルもまたハダニがつき始めました。もう手入れをする気力がないので、9月中旬に戻ってきたら新たに何かを植えようと思います。


ローズマリーやタイムなど

奥のディルが生えていたところには種が落ちて芽が出始めたのですが、花が咲いた穂先が朽ちて地面に落ち、そのままの状態で芽吹いているのが分かりました。大雨で一度沈みましたが、復活途中の芽がこちらです。

東京さ行ってきた

東京
08 /24 2021
ハリルの用事で、都内まで行ってきました。最後に行ったのもたしかハリルの用事だったので、スウェーデンやイランの大使館に行くときだけ、東京に足を踏み入れます。友人に会うときは東京に行くことも多かったですが、コロナでずっと機会を逃しているあいだに「東京には行きたくない」という気持ちが以前より高まってしまいました。
今回は初めて九十九里町から出かけたのですが、イラン大使館までドアtoドアで往復6時間はかかります。しかも、行くためのルートは電車、バスなどいくつもあって、ナビゲーションを何度も検索して、道中はしっかりスマホ画面を見続けて、さらに要所要所で人に聞いて、なんとかたどり着くという始末。日本語ができて本当に助かりました。
砂漠に住む羊飼いについての笑い話で、羊飼いが町に出る必要が出たときに、前日に家族会議を開いて町にはどうやって行くか、町に出たらどこで何をするか、入念に確認しておいたのに、当日出かけたら途中で分からなくなって一旦砂漠に戻ってきた、というのがあります。それにかなり近いような感じでした。
とにかく遠すぎるのが東京嫌いになる一因でしょう。交通費が短時間でじゃんじゃん消えていくのが、ハリルには驚きのようでした。でも最寄駅前の駐車場は、24時間400円で助かりました
ひとつ気がついたのは、都内のタクシーが様変わりしたということです。黒いミニバン/ハイトワゴン風で、トヨタの次世代タクシーなんだそうです。スーツケースも簡単に運べるようなタクシーをロンドンで使ったことがありますが、まさにそんなタクシーでした。他にも色々と進化したことがあるのでしょうが、今後もそういった発見をする機会は多くなさそうです。東京は、住んでこそ都です。

野良猫とアーラジャ

九十九里町
08 /19 2021
雨が降れば大雨の心配、晴れても蒸し暑く、梅雨が戻ったようにじめじめしています。定番のチェクディルマを食べて、なんとか元気を出しています。
最近、白い猫が頻繁に来るようになり(餌をやるからですが)、アーラジャが嫌がっています。どうやら、この白い猫のことは好きではないようで、彼が来ると二階に上がったり、反対側の出口から外に出て行ったりします。
飼い猫が優先であることは分かっていますが、野良猫も本当は餌をくれる人や安心して眠れる場所がほしいのだと思います。野良で病気を持っていて汚く見えるからといって、頼ってこられたら無視するわけにはいきません。
餌を食べた後は、こんなふうにそばで寝ている白猫。わたしたちが家の中にいるのが分かっていて、そのそばで安心して寝ているのだと思います。この先、家猫にすることはできないと思いますが、餌はやり続けるしかないでしょう。
いじけるアーラジャ

バジル

九十九里町
08 /17 2021
なぜなのか、バジルが今頃きれいに育ってきています。隣の空き地に蒔いた種の中から数本育ち、そのうち二本を庭に移植しました。今は大きな株は空き地に二本、庭に二本育っています。
バジルペーストを作る気力も出ないので、とりあえず食事に乗せて食べています。
それからディルは枯れて種がこぼれ、勝手に芽を出し始めました。あまりに群生していて、間引きが難しそうです。

夏もひと段落?

九十九里町
08 /12 2021
オリンピックが終わりほっとしたのも束の間、今度は台風による大雨や暴風の心配が始まりました。九十九里町は土砂災害のリスクはないですが、大雨や暴風による被害はありそうです。高波ももちろんありますが、海岸に近づかなければ大丈夫でしょう。ただ、うちの前の道路はとくに水はけが悪く、今年は水が20cm以上も溜まっていることが二回もありました。建物は一段高いところにあるので浸水しませんが、駐車場が道路と同じ高さなので、車をダメにしないよう気をつけなければなりません。
とりたてて話題のない毎日ですが、最近ちょこちょこ作ったものは、フムス、ピクルス、ブイヨンなどです。ブイヨンは、ハリルが牛骨を一日中煮込んで大量に作りました。一番だしと二番だしがあるので、冷凍庫の引き出し一つがブイヨンでいっぱいです。

一日煮込んだあとは、しばらくそのままにしてスープの上部に浮いた脂が固まるのを待ち、脂だけを別に取り置くのですが、この高い気温では脂が固まらず、鍋ごと冷蔵庫に入れる事態となりました。ブイヨンを煮る作業は、夏にやってはいけないと学んだ次第です。


レンズ豆(在庫整理)のフムス
きゅうりのピクルスは、今日小さなきゅうりが出ていたので買ってきて、ロシア風に漬けました。びっくりするほど酢の量が少ないので、どちらかというと塩漬けです。ニンニクの酢漬け(イラン風)はハリルが初夏にたくさん漬けて、茹でる処理をしたものが熟成していたので食べ始めます。まだあと7本もの瓶が床下に眠っています…。
まだ採れるミニトマト。これもロシア風ピクルスにするかどうか迷いますが、生で食べてしまった方がおいしいでしょう。

魚料理/ダブルウォールグラス

九十九里町
08 /07 2021
うちはハリルが料理を作ってくれるので、羊肉を食べることが多く、豚肉はあまり食べていません。もっと魚を日常的に取り入れたいと思っているのですが、未だに魚料理の種類が増えないのが悩み。
ブリの漬け丼

これは、新鮮な刺身を買ってわたしが用意する定番メニューです。みそ汁は蛤で出汁をとっていて、今回は具がなかったので、ディルバターを落としてみました。
これは、トルクメン料理のガトゥックラシュ。ほうれん草とライスをヨーグルトで和えたものと、揚げた花鯛という魚です。
他には、冬場ならアラなどを使ってじゃがいもの入ったおいしい魚のスープをハリルが作ってくれるのですが、それ以外は二人とも満足するようないい案がありません。単純に、いろんな魚を上手に焼いて食べたらいいでしょうか。そのためにはわたしがもっと和食の腕を上げる必要がありそうです。
ところで、最近ダブルウォールグラスというガラスが二重になって保温効果のあるグラスを使い始めました。熱いものは熱く、冷たいものは冷たく温度を保持してくれます。その上、グラスの外側に結露しにくいので、これを使い始めたら他のグラスやマグには戻れなくなっています。
350ml入って持ち手のあるこれがうちにはぴったりですが、底が丸いのでたまに倒します。

隣の空き地

九十九里町
08 /06 2021
所有者を知らない隣の空き地に、草を刈って勝手にトマトを植えています。うちの庭に接するあたりに、草が伸びるのを防止するためのマットを敷いた跡があるので、以前は所有者が手入れをしていたのかもしれません。でもわたしたちが引越してきて以来、誰も現れていません。町役場に連絡を頼んだこともあるのですが。
草の茂みの中に、トマトは育っています。今晩は台風が来るというので、色がついているものはできるだけ採りました。庭で育てている苗より多くの実をつけているような気がします。

最近、野良だと思われる白い猫が毎日のように来ています。餌をやるので当たり前ですが、やらずにはいられません。餌を置こうと外に出ても、シャーッ! というのですが、この猫の鳴き声は聞いたことがありません。ひょっとすると、声を失ってしまって、「ニャー」と言っているつもりがシャーになっているのかと思いました。ただ、なんとも表現し難い「プシャ!」というような小さな爆発音も出すので、ちょっと怖いです。
餌をたくさん食べた後は、しばらくうちで休憩しています。たぶん、やさしくされたいのだと思います。
それを二階からチェックするアーラジャ。白猫はアーラジャが好きなのだと思いますが、アーラジャがどう思っているのかは分かりません。白猫が他の猫と大きなケンカをしているのを見かけましたが、そのそばにはアーラジャがいました。

先生のカレンダーとアーラジャ

九十九里町
08 /03 2021
クーラの下で寝ていたアーラジャは、しばらくして日の当たる場所に移動していました。ちゃんと温度を調節しているようです。
後ろに立てかけてあるのは去年のカレンダーで、小中学校のときの恩師の作品です。干支のネズミがちょこんと立ち、大きな猫に見つめられている構図となっています。
絵畑先生には、中学校で美術を教わりました。ただ、それ以上にバレーボール部の顧問だったので、苦しいトレーニングを課されたことをよく覚えています。サーキットトレーニングとか、きつい内容の練習をよく与えてくれました😂  放課後の練習前にトラック10週みたいのもありました。先生はムサビの油絵学科を出ていたのですが、その後、わたしもムサビの大学院で学んだり、新しくできたデザイン学科の助手をしたりしたので、先生が母校の先輩となったという不思議な縁もありました。2019年には同級生たちと一緒に茨城県で行われた先生の個展に出かけ、そこでわたしはカレンダーを買ったのです。まだアーラジャに出会う前のことですが、その後、版画の猫にそっくりなアーラジャをもらったので、それは驚きました。
先生は大病を患っていて調子が悪そうでしたが、2020年に亡くなりました。ご縁のあった先生でした。

九十九里町
08 /02 2021
暑い日が続いているので、夕方6時ごろにハリルと一緒に車で出かけて、海岸を歩いています。今までは別の時間にそれぞれウォーキングをしていましたが、スマホも持たず、水着を着て裸足で歩くと身軽です。
クーラーの下で伸びるアーラジャ

さて、遅い夏休みで二週間くらい遠出をしようと思っているのですが、ついにアーラジャを置いていく決断をしました。生後3〜4ヶ月の時にうちに迎えて以来、ほぼ毎日一緒に寝ていた猫です。わたしとハリルがいないこの家で、いったいどんなふうに過ごすでしょうか。留守中この家には友人家族に滞在してもらい、アーラジャの餌をやってもらう予定です。外で活発に遊んで元気ですが、あらためて観察してみるとかなり甘えん坊の猫なのです。すぐに体を撫でてくれとアピールするし、いつもわたしのそばに来て昼寝をしています。友人家族に慣れて、甘えてくれるといいのですが。
ライ麦ちょっと入りのサワードウパン。わたしのサワードウは、秋になれば起こしてから一年になりますが、酸味が本格的になってきました。気持ちを落ち着けてじっくり作業すると、パンのできあがりにそれが反映される気がします。