スズメ

九十九里町
09 /30 2021
小さな鳥のことではありません。トルクメン語で「水切りヨーグルト」のことをスズメ(メにシラブル)と言います。
イランでは牛を飼っていたので、絞った牛乳を温めて、種を入れてヨーグルトを作っていました。日本でも、買った普通の牛乳で同じことをしています。最初の種には明治のブルガリアヨーグルトとR-1を使い、2〜3回増やしたらまた種を新しくします。この組み合わせだと、ヨーグルトの味にうるさいハリルもなんとか納得するのです。彼は、ヨーグルトは酸っぱくないとだめだそうで。
綿のハンカチをボウルに乗せて、ヨーグルトを落とし、両端を結んだものを一晩、吊るします。朝になったらハンカチを解いて、器に移します。
手前がスズメですが、大きな容器は新しく作ったヨーグルトです。今回はハリルが初めて生クリームを入れて作っていました。コクが出てなめらかになるのでしょう。
スズメはハーブや塩を混ぜたりすると、別の風味のチーズができますが、わたしは何も入れない普通のこれが一番好きです。
ヨーグルトの酸味にジャムが合いますからね
バナナブレッドも焼きました。トーストして食べると、温まったバターの風味が効いています。しかしバターたっぷりのホームメイドケーキも、体にはだんだん重くなってきました。御多分に洩れず、老いてきた😂

ブルーベリーの剪定

印西市
09 /27 2021
実家にあるブルーベリーの木の手入れをしました。これは自分がベリーを収穫できるのでいそいそとやっています。庭には母が育てているバラの木がたくさんあるのですが、そっちは興味がないため、放置しがちなのです。バラは、虫を避けるために農薬を使わなければならないので、わたしが好きな植物ではありません。
ブルーベリーは風通しがよくなる程度に剪定をして、肥料の入った土を木の根本周辺に入れました。
近くにあった南天の木やスモモの木も剪定して、通路を広げておきました。剪定作業は、やってみれば簡単です。しかし九十九里に戻ってきて思い出したのですが、ブルーベリーの木はもう一箇所、別の場所にもあったのでした。来週また行くことになりそうです。
わたしたちが植えたイチジクの木は一つだけ実がなっていて、味見をすることができましたが、とてもおいしいものでした。おそらくいくつか実はできていたと思うのですが、一ヶ月くらい行かなかったので、朽ちて、アリに食べられてしまったようです。
九十九里の家では、ハリルが空き地の草刈りをしてくれました。
ある時期からトマトに混ざってバジルが二本だけ、急成長していました。これももう抜きます。
庭のトマト、青紫蘇、赤紫蘇ももう終わりです。唐辛子だけは、まだ実がなりそうです。

秋分の日

九十九里町
09 /23 2021
今日は休みだったというのに、ほとんど生産性のない時間を過ごしていました。庭仕事をしようと思っていましたが、暑くてダラダラしていたら、いつのまにか夜に、、、
午前中は、パントリーを全部出して棚を掃除しました。パントリーといっても、食器棚の下の部分に豆などを置いているだけです。食器も買い置きもそれほど多くないはずだと思っていましたが、けっこうありました。小さい虫が這っていたので、やはり季節ごとの整理は欠かせません。しかしうちの食器、保存容器、食品などはすべて二年以内に買ったもので新しいのに、虫がいるとは。食品ですら古いものをたくさん保管している実家は、一体どうなっているんでしょう? 実家で食中毒などは起きたことがないので、これが本当に不思議なのですが。
隣の空き地のトマトは、次の作物を植えるためにすべて刈ることにしました。草刈りはハリルに頼んだのですが、彼は律儀に青いトマトを集めてくれていたので、それをロシア風ピクルスに。

隣はごまドレッシング

道の駅には生の落花生が出ていました。一番大きな粒のを買って、さっそく茹でて食べました。ほくほくして美味です。
大人買いしたぶどうは、スチューベンとナイアガラという種類です。どちらも中央に酸味があるので、口に含んで少し噛んだら、そのまま飲み込んでしまいます。冷蔵庫がとてもいい香りになりました。
夕食は、このところゲイメの確率が高め。羊肉とイエロースプリット豆の煮込みです。

みょうが

九十九里町
09 /22 2021
家の北東側にみょうがを植えたのは六月のことでしたが、今朝見たら、みょうががいくつも出ていました。
狭くて暗くて見えにくいですが、これから毎朝よくチェックしないと大きく伸びてしまいそうなくらい、たくさん生えています。お店にも路地ものが出ていて買ったばかりですが、家で採れるならうれしいです。
夏の終わりの整理として、台所の戸棚を開けて掃除をしています。釣り戸棚にしまってあった寿司桶にもカビが生えていたので、今後は保管する際にシリカゲルを入れようと思いました。
食器棚も、食器を一度すべて出して、掃除をしました。棚の上は、一面にサランラップを敷いて、掃除をしやすくしています。けっこう汚れるものです。
全部出して中身を再確認しました。使っていないカップが何個もありますが、棚に収まっているのでとりあえずそのまま戻します。
ガラスも磨いてピカピカです

甘酒

九十九里町
09 /21 2021
米麹を使って、甘酒を作りました。温度を一定に保つことのできる機器を使うと簡単です。わたしはヨーグルトメーカーを使いました。
材料は米麹と水だけですが、やわらかめのご飯を加えるとお米のでんぷんがじっくり糖化して甘くなるため、よりおいしくなるようです。
すべてを混ぜたところ。ほぼ、炊いたごはんの形状です。これをヨーグルトメーカーに入れて、6時間くらいでできました。途中、中を確認して混ぜたりしましたが、放置していてもできると思います。「甘酒」という設定があって、ボタンひとつでできるのですが、温度と時間を自由に設定することもできます。わたしはいつも、決まった設定ではなくて自分で温度と時間を設定して使っています。室温によってメーカー内の温度も左右されるようだからです。
トースターやオーブンもそうなのですが、ワンタッチの設定ではなくて、もっとシンプルに温度と時間だけを自分で設定できる物が欲しくても、そういった機種を日本の家電に見つけるのは難しいです。
さて、お湯を少し混ぜて利酒(?)をしました。なかなかのお味です。酒蔵で作る甘酒に劣っていませんでした! 甘酒には乳酸を抑える物質である種類の必須アミノ酸が入っているそうなので、草刈りをした後に飲むといいかもしれません。
できた甘酒と水を合わせて、今度はパン用の酒種を作り始めました。しかし二日目あたりから匂いがおかしいです。多分、失敗しました…。

草刈り

九十九里町
09 /20 2021
新しく草刈機を買いました。掃除機で使っているマキタのバッテリーがあるので、それを併用できる充電式の草刈機を選びました。マキタ製ではなく、中国のメーカーです。買う前はレビューを読んで色々と気を揉みましたが、使ってみたらとてもいいです。コンパクトだし、小さな充電池でも十分パワーがありました。電池より先に自分がダウンするほどでしたから。
隣の空き地の草を刈る前に、まずはその道路側をきれいにしました。草が生い茂ってブロックが見えないほどでしたが、これでエッジが立ったでしょう。そこらじゅうに生えていた草も刈って、道路が平らになりました。この次は、いよいよ空き地の草を刈り、手前だけ土を耕します。
自宅の庭の芝生も、この草刈機で刈りました。大家さんが買っておいてくれた手押し式の草刈り機もあるのですが、サイズが大きいし、二階のクロゼットに仕舞い込んでいるので出すのも面倒です。道具は収納しやすくて取り出しやすいことが大事だと思いました。
ビフォー
アフター

芝生は柔らかいので、もっと簡単に刈ることができます。刃は、樹脂の刃、金属の刃、金属のチップソーが付属していましたが、今日は金属の刃だけで作業ができました。空き地のように草が茂ったところは、チップソーが向いているかもしれません。
旅行に行く前に作ったレモンシロップを飲んでみました。ローズマリーと生姜の入ったレモンシロップですが、二つとももっとたくさん入れてもいい感じです。炭酸で割るととてもおいしいドリンクに。

ハリルの作ったゲイメ

あんこ

九十九里町
09 /18 2021
白猫は、天気がいいときは餌を食べたあとにその場で昼寝をしています。きっと、誰か(わたし)のそばにいたいのだと思います。
台風が来るということだったので、急いで白猫用の寝床を作りました。アーラジャのキャリーをビニール袋で覆い、雨風をしのげるように。気温はまだ低くないので、ふかふかのタオルを敷けば間に合うと思いました。
これを縁側のそばに置きました。しかし白猫は、それよりも家の中に入りたいらしく、しばらくすると縁側に乗り、窓の外から入れてくれと言っていました。撫でることもできない猫を家に入れるわけにはいきません。
結局白猫はまたどこかへ行ってしまい、しばらくすると遠くで猫がケンカする声が聞こえました。穏やかに暮らしてほしいんですけどね。
さて、今日は北海道で食べて味をしめたジンギスカンをしてみました。一昨日から羊肉を調味料に漬け込んでおきましたが、市販の味付ジンギスカンの半分くらいの調味加減でした。簡単な料理をさらに簡単にサーブするために、どんぶりにご飯を盛り、セルフサービスです。こういう場合、みそ汁をつけたらいいでしょうか。トルクメン料理の場合はヨーグルトとピクルスとサラダを置いておけば、なんでも格好がつくのですが…。
北海道の小豆を煮ました。ぜんざいを煮て、そこからあんこ用に半分くらい豆をとり、それを煮詰めたものです。すばやく冷まして、小分けにして一つは冷凍しました。
これを使って、あんぱんを作ろうと思います。次は、酒種酵母を作るために、甘酒も作ります。

森のジャム

九十九里町
09 /17 2021
北海道で煮た、くだもの満載のジャムは香りが高く、風味が豊かでとてもおいしいです。そういえば若いころに、色々な果物がゴロゴロ入った「森のジャム」などという名前のやたらにお高いジャムを買ったことがありますが、今は技量が身についたので自分で作ることができます。あまり稼いでいないので、高いのは買えないという事情はありつつも。
ライ麦酵母を捨ててしまったので、持っている天然酵母は全粒粉のものだけになってしまいました。これを機に、別の酵母を起こしてみようと思います。
白い野良猫には毎日餌をやっています。アーラジャよりたくさん食べるので、餌代が倍以上かかっている計算になりそう。でも好き嫌いなくなんでも食べるので、やりがいがあります。
先日アーラジャは、怪我をして右手が腫れていたので、獣医さんに連れていきました。ケンカで傷ついたようですが、この猫とケンカしたかもしれません。白猫も獣医さんに連れて行って健康チェックをしたいですが、今のところ触れそうな気配は微塵もありません。

湿気の後始末

九十九里町
09 /16 2021
ライ麦酵母を起こして生地を捏ねていたら、どうにも匂いが気になりました。これまで嗅いだことのない匂いで、しかもいいものではありません。ふと思って、粗挽きライ麦粉の容器を確認してみると、やはりカビが生えているようでした。粗挽きのライ麦粉はとくに傷みやすいので、密閉容器に入れて押し入れの上段にしまっていましたが、夏の気候には耐えられなかったのだと思います。残念ですが、酵母も粉も捨てるしかありません。少しくらいカビていても、ちゃんと酵母が育ったのは驚きでしたが、時間はいつもよりかかっていました。
梅雨時には同じように押し入れの上段にしまっていた日本米に虫がつきました。押し入れは食品を保管するのにいい場所ではないことは分かっているのですが、日の当たらない適当な場所がほかにありません。仕方がないので、お米は1〜2キロ単位で買って冷蔵庫に保管することにしました。小麦粉はひきつづき押し入れ保管にしますが、こちらも少量ずつこまめに買うことに決めました。
二週間、家を留守にしているあいだ、オーブンの中にしまってあったミトンにもカビが生えていたそうです。わたしは週に2〜3回はオーブンを使うので、その度に出し入れしていましたが、家に住んでいてくれた友人はオーブンを使うことがなく、たまたま開いた時に見つけたようです。ミトンも処分して、新調です。アメリカンサイズのいいのが見つかりました。
同じく、パンの発酵かごにもうっすらカビが生えていました。これは小麦粉がついたまま戸棚に入れていたので仕方がありません。よく洗って干しました。
これだけ湿気があると、他にも家の中をチェックする必要がありそうです。まずは食品から、そして洋服(クロゼット)もひととおり確認しなくては。
あいかわらずメルカリで果物を買うことにハマっていますが、今回頼んだ桃はいまいちでした。おいしいものとまずいものが入り混じっています。いつも値段が安いのですが、冷蔵保管していていよいよ売れなかったものを混ぜて出荷しているのかもしれないと思いました。残念ながら、多くは冒頭の写真のジャムになりました。

おみやげ

北海道
09 /13 2021
北海道からのおみやげ(自分用)でわたしが一番期待していたのは、小豆でした。いつもは秋に戻ってくる母に買ってきてもらい、ぜんざいにして食べているのですが、これが本当においしいのです。スーパーで十勝小豆を買っても、この新鮮さは得られません。自分用に2キロ買ってきましたが、母に追加で頼もうかとすでに考えているくらい。まずはある分を食べ切ることを考えればいいのに、ついつい欲張ります。
六花亭のお菓子は、包み紙がツボだし、値段が手頃なので大好きです。トレードマークだった板チョコは、いつからか形が変わってしまい買わなくなってしまいましたが、それ以降はバターサンド一択となりました。
さて、肝心のアーラジャですが、わたしたちが帰宅したら、知らない人が来たときのように急いで外へ出ていってしまいました。顔も見たし、声も聞いたはずなのに、です。そして友人家族が初めて来たときとまったく同じように、お隣さんの屋根に登って変なところから家を覗いていました。しばらくそこで昼寝していて、いくら呼んでも帰ってきませんでした。
アーラジャは、普段から外で会うとまずは逃げるし、どうしてそういう態度をとるのか分かりません。それでも友人家族が帰った後に、ミャーと言いながら戻ってきて以降は、何事もなかったかのように暮らしているので、安心しました。二週間、とても大事にしてもらっていたようです。
帰った翌日はなかなかエンジンがかかりませんでしたが、夜にはいつものパンとケーキを焼いたので、よくやく市販のパンを食べなくて済むことになりました。北海道では食パンをとっかえひっかえ食べていましたが、どうにも耐えられず(ふわふわしていてパンを食べている気がしない!)、途中から日糧製パンという北海道の会社の「プチパン」というのに変えてみたら、これはけっこうイケました。
滞在していたのは両親が持っているマンションの別部屋で、二人くらいで暮らせるタイプのワンルームでしたが、料理も洗濯もできるので、次に行くときは何を持っていけばいいか、おみやげも考慮してどのくらいのバッグで行けばいいかがよく分かりました。食べもののことしか考えていないんですけど。