引越してきてすぐに買った石油ストーブは、去年からすでに調子が悪かったのですが、シーズン終わりに「芯」を交換したので問題は解決すると思っていました。ところが今シーズンになって使い始めたところ、やはり点火が悪いです。最初はなんとかついたのに、そのうちにだんだんつかなくなってきました。
インターネットで色々と読んだ挙句、とりあえず「点火ヒーター」を交換することにしました。点火ヒーターは、灯油の染み込んだ芯に触れることで着火するための部品です。
火が点かないので、去年は途中からマッチを差し込んで点火していたため、その際にマッチ棒がヒーターに触れて変形したんじゃないかと思います。もしこれを交換しても点かなかったら、点火装置自体が壊れているかもしれません(しかし火は赤く灯っている)。ロングセラーの石油ストーブなのに、こんな簡単に不具合が出るのかと腑に落ちないでいましたが、ネットで読んだ情報の中には目から鱗が落ちるようなものもありました。
まず、石油ストーブに灯油を注いだ後は、20〜30分間待たなければならないそうです(マニュアルにもはっきり書いてある)。その基本を忘れてすぐに点火して使い始めると、灯油が芯に均等に行き渡らずに炎が不均等に燃えてしまうため、芯が固くなるという不具合が出ることがあるらしいです。
そのとおりやってしまいましたが、うちのストーブは芯を替えたばかりでそこまで固くないし、マッチでは着火するのだから、とりあえずは点火ヒーターの方が問題だろうと思ったわけです。しかしとにかく、灯油を入れたらすぐに点火せず、油の通る道を確保することを忘れないようにしようと思いました。
本題は、じつはここからなのですが、点火ヒーターを手に入れようと思ってネットを見たら、コロナのホームページで売っていました。473円ですが、送料が550円かかります。それでも注文しようと思ったら、自分のクレジットカードの不備で決済できませんでした(住所変更を忘れていて認証ができず)。そこで品番から別のサイトを探していたら、コメリというホームセンターのサイトがあり、近くの店舗で受け取るなら商品代430円で買えることが分かったのです。どうやら店舗には在庫があったらしく、翌日には入荷の知らせが来ました。そして本題は、さらにここからです。 去年の夏前、ゴキブリが嫌がって近づかないという触れ込みで大人気だったらしい「アロマティカス」というハーブがあるのですが、点火ヒーターを手に入れた後、日が暮れて暗い中、コメリのガーデンコーナーを探っていたら、あったのです。アロマティカスが一鉢。夏中いろんな店で探したのですが、手に入れることができなかったこの植物は、札を見るまで名前も忘れていました。ゴキブリはもう出ないと思いますが、来年暖かくなるまでに少しでも増えてくれればうれしいです。
ホームセンターもスーパーも山ほど店舗がありますが、地味でも潰れていない店というのは、どこもそれぞれ優れた面があるのだなと感心しているこの頃です。