ピザ

印西市
11 /29 2021
先週は晴れの日が続いて、いい気候でした。週末にはまた実家に行き、ハリルがひさしぶりにピザを焼きました。
風味を増すために、チーズのゴルゴンゾーラを買おうと道中にスーパーを5軒以上回ったのですが、そのうちの一軒でほんの一口くらいの塊が400円で売っているのを見つけただけでした。千葉では日常的にゴルゴンゾーラを食べる人もいないのだろうとは思いますが、翌日KALDIでは見つけることができました。BBQ当日は、冷凍してあったチーズ群の中にゴルゴンゾーラも入っていたので、ちゃんとおいしいピザができましたが。
ハリルは簡単にピザを成形していきます。手が覚えているんだと思います。わたしも今週末は二十年ぶりくらいに麻雀をしたのですが、符の計算は覚えていなかったものの、それ以外はまったくブランクを感じさせない、すばらしい手捌きでした😆。麻雀は子どもの頃に覚えたので、体がプレイする感覚を忘れないようです。
一枚目が焼けました。ハリルが切り分けてくれますが、切り方がユニークです。
今回は6枚焼いて、最後に焼けたのが一番出来がいいようでしたが、もうみんなお腹いっぱいで、お隣さんに朝ごはんとして持って帰ってもらいました。BBQをするときは、お隣の一人暮らしのお兄さんにもよく声をかけるのですが、若いと勝手に思っていたその人は、わたしと同い年だったのです。おじさんでした😂

貝殻/猫

九十九里町
11 /26 2021
海岸でのウォーキングは、わたしの場合ビーチコーミングと言った方が近いかもしれません。波打ち際を往復して、落ちているものをくまなく眺めています。拾うのはたいてい貝殻だけですが、袋に入ったゴミも含む色々なものが落ちています。遊びに来た友人は、子ども用のじょうろを拾って持って帰っていました。子どもがいない人なのに、何に使ったんでしょうかね。
紫色のはワスレガイと言って、わたしが磨く貝です。磨いてどうするかというと、ただ眺めて触って満足するだけです。見つけるたびに拾っているので、けっこうな数が集まりました。大小ある貝は、カガミガイです。ひとつしかない貝は、コタマガイ。これは生きているものを採ったら漁業権を侵すことになると海岸に書いてあります。どれも空の貝殻ですが、二枚揃ったものを拾いました。
さて、ノラの白猫ですが、あいわらず毎日餌を食べにきて、天気がいいと台所から見える場所にずっと居座っています。

うたた寝をしています

目で会話して意思疎通が取れていると思うのに、いまだに近づくとシャーシャーされて、触ることはできません。この猫、鰹節とかちゅーるを食べないのです。本当に変な子。

アーラジャ。たくましいです

大きな木を倒す

印西市
11 /23 2021
実家の隣の土地は、近くに住んでいないオーナーさんが家を建てずに持っているので、駐車場として車を置かせてもらっています。土地の奥はうちと同じく、崖になっていますが、そこには大きな木が何本も植えられていました。あるとき、わたしの父がその木を切ると言い出して、オーナーさんの許可をもらった上で、根本から三本切ったのです。ハリルと一緒に、思ったより簡単に切り倒していました。切る前は、わたしは「切らない方がいい」と感じていたのですが、切った後ではだいぶ見晴らしがよくなり、父の考えが理解できたような気もしました。この木は景色を遮るだけでなく、置いている車の上にベタベタしたものが落ちてくるので、それが嫌だったようです。
二階の部屋から見える大木

三本切った後、木はまだ二本残っていました。ところがこの二本を切るという人が現れたのです。敷地の反対側の、うちのお隣さんです。この木は秋になると大量の枯葉を落とすので、それを掃除するのが大変だと母は言っています。お隣さんも、枯葉とヤニの問題が嫌だったのかもしれません。木を切るのは慣れているということで、単身赴任中の旦那さんが来たタイミングで作業をしていました。
そんなことは知らずにわたしたちはBBQの用意をして行ったので、いつもどおり狭い庭でグリルを始めることにしました。
今回も挽肉のケバブとさんまを焼いて、とてもおいしくできました。しかし倒木作業が思いのほか難航していたため、最後の方はもしかしたら木がこちらに倒れてくるかもしれないと思い、食卓を移動したり、そわそわしながら見学していました。
木に何箇所も切り込みを入れています。思いどおりの方向に倒すためにはテクニックが要るのだと思いますが、わたしにはまったく予想できず、最悪の事態を考えるしかありませんでした。あの木は見かけより長さがあって、うちの方に倒れたら庭も潰れるのではないか? など色々心配しましたが、結果的に倒れたのは、ベストポジションでした。
お見事です

しかしこんな大きな木、切られて痛いんじゃないかとか、ここまで育つのに何十年もかかって、いま突然殺されようとしているんだなとか、じつはあまりいい気はしませんでした。父が切った時にも同じ理由でそう思いました。それと、風がものすごく強いこの場所、この木が風を防ぐ役割を担っているかもしれず、どこかに弊害が出るかもしれません。ただ、その木を薪にしてBBQを楽しんできたのも事実なのです。
一本は見事に切り倒されましたが、もう一本の木の根元にかかる形で倒れたので、日が暮れ始めて、二本目はそのままになっていました。次回はいつのことやら。

献血

九十九里町
11 /22 2021
先週は、今年二度目の献血をしてきました。今回も問題なく、400mlを捧げてきましたが、お礼として九十九里ライオンズクラブからティッシュペーパー5箱と洗剤をいただきました。これはけっこううれしかったです。他にも赤十字社から手帳またはカレンダーをいただけるとのことでしたが、どちらも必要ないので断ったところ、プラスチックの袋をくださいました。スタッフの方は「押し付けるようですみません」と言っていましたが、本当に押し付けています😂。ノルマでもあるんでしょうか。そんな景品は作らなければいいのにと、わたしは思ってしまいますが、赤十字に限らず、景品・記念品・ポイント、これらは日本人が大好きなのだと思います。わたしは景品をもらうより、値段を安くしてもらった方がうれしいです〜
これ使わないYO!

あ、何ももらえなくても、献血はしますよ。でも規定量に達したので、次回はもう来年7月までできないそうです。

BBQ

九十九里町
11 /15 2021
緊急事態宣言が解除されてから、何度か友人が遊びに来てくれました。その度にハリルは炭火でケバブをしてくれます。夏は異常な暑さの中、一人で火を熾して料理をしてくれましたが、秋になってようやくBBQ向きの気候になりました。実家に行くときも、途中のスーパーで旬の魚を買って、グリルをしています。
肉は前日にスパイスし、ピタパンは朝から生地を捏ねて作ってくれました。奥にあるのは、パンに挟むレタスと薄切り玉ねぎです。
トマトとピーマンは皮を剥きます
各自ピタを作って飲み物を選ぶ。早く食べたくて写真どころじゃないよ
ハリルは大きなピタパンを半分にせず、まるごと一つに具を挟んで食べていました。
実家で大きな木を切って出た薪がたくさんあるので、まだまだBBQができそうです。ケバブをさらに上手に焼けるように、ハリルは工夫を重ねています。

酒種酵母のパン

九十九里町
11 /12 2021
四度目のトライで、ようやく酒種酵母を作ることができました。三度目までは、甘酒を作ってそれをさらに発酵させる方法を試しましたが、うまくできませんでした。簡単だという噂もありますが、甘酒にした時点で酵母はほとんど死んでしまうと書いている人もいて、わたしはそれに思い当たったので、生米と米麹と炊いたお米と水を混ぜて発酵させ、4回も材料を継いで完成させました。
できあがった酵母は、白っぽくて甘酒のようなテクスチャーですが、発泡しています。それをそのまま使って生地を作ってもいいし、小麦粉と水を混ぜてさらに発酵させ、中種として使ってもいいようです。両方のやり方を試していますが、直接使う場合は日にちが経つと発酵の力が弱まるので、また材料を足して種を育てる必要があります。
一作目
二作目(全粒粉入り)
三作目

なかなかの手応えです。自分が慣れたのか、季節のせいなのか、発酵の具合を見極めるのが簡単だと感じました。水分量が少なめで、ボリュームも小さめのパンにしたからかもしれません。水が多い生地は柔らかくて扱いにくくなるし、大きいパンも生地の内側と外側の温度差が大きくなるので、扱いにくくなるのです。
観葉植物を日光浴させるために作ったひなたに、アーラジャが寝てしまいました。猫は本当によく分かっています。

やらかした! ESTAセンターに要注意!

九十九里町
11 /11 2021
ちょっと信じられないミスを連発してしまいました。
一つは、会社の共有サーバに、ハリルの電子アカウントとパスワードのリストを保存していたことです [#IMAGE|S149#]。きちんとエクセルファイルにまとめて、「ハリルID」的なファイル名もつけて、会社の共有フォルダ内に置いていたのです。プロジェクトのフォルダを整理していた同僚が見つけて削除してくれたので、とりあえずは大丈夫ですが、あってはならないことです。ハリルが自分のIDやパスワードを管理できないのでわたしがしていたのですが、わたしの方がよっぽど管理できないことを証明してしまいました。
二つ目は、本当に世間に注意喚起したい内容です。外務省がすでに注意喚起しているのに騙されたわたしには、どうすることもできませんが。
アメリカに入国する際に申請しなければならないESTA(電子渡航認証システム)というシステムがあるのですが、母に頼まれてそれを申請したのです。ところが、わたしは気づかずにその申請の代行業者に申請をしていて、本来は14ドル(約1,600円)で済むはずの費用が、7,920円請求されていました。金額がおかしいと思って調べてみて初めて、自分が代行業者のサイトで申請をしていたことが分かったのです。
Googleで“ESTA”と検索すると上のような結果が出ました。「ESTA申請はこちら」と書いてあるではないですか? 一番上に外務省のページもあるし、英語も分かるのに、なぜこんな簡単なミスをしてしまったのか! 二年前とはいえ、ESTAを申請するのは初めてでもないのです。ESTAのオフィシャルページは日本語で検索しているせいか一番上に出てこないし、外務省のページは直接ではないので避けた結果、安易に「ESTAセンター」などという申請代行業者のサイトに行ってしまったのでした。そしてこのサイトは巧妙に作られています。それが代行業者だということは、一見しては分からないのです。わたしは申請が終わっても、カード会社の請求額を見るまで気がつきませんでした。母のパスポート情報などを入力しながら、日本に対しては日本語のサービスがあって、よくできているんだなとすら感じていました。
唯一の救いは、ESTAの公式サイトで確認したところ、この申請は本当になされていて、申請したその日に渡航許可が出たことでした。しかしわたしが騙されたことに変わりはありません。本当に腹が立つし、ストレスを感じて体に悪いです。筋トレでもしてから寝ようと思います。

マルメロジャム

九十九里町
11 /10 2021
十年以上前に、マルメロ(トルクメン語で「ベヒ」)のことを初めて知り、いくつかのレシピを試しましたが、ある食文化のセミナーの内容を記事にした土井善晴さんのレシピが一番しっくりきたのでした。それ以来、時間はかかるけど失敗の少ないこのレシピ一択です。
しかし土井さんがこの果実を「カリン」と呼んでいたことで、わたしはおととしまで勘違いをしていて、カリンを買い求めては首を傾げる結果となっていました。カリンマルメロは見かけはマルメロに似ているけれど、別の種類の果物です。分かりやすい違いは、表面に軟毛がついているかどうか、ついていればマルメロです。
日本では、長野県、山形県、青森県、北海道などで栽培されているようで、ここ数年、いくつかの種類を試しましたが、イランで手に入ったような品質のものにはまだ出会っていません。日本のものは繊維質が少なく、りんごのように簡単にスライスできますが、ジャムとして煮るとすぐに煮崩れて、ジェリー部分が濁ってしまいます。中央アジアのマルメロはもっと繊維が硬く、切るのも一苦労ですが、ジャムにすると透き通ったきれいな濃い赤色になるのです。

マルメロジャムのつくりかた

九十九里町
11 /10 2021
マルメロ 3kg
グラニュー糖 500g(マルメロの重さの20%くらい)
レモン 1個

(1)果実の表面についている汚れと毛を落とす
(2)傷んだ部分を捨てながら、果皮・芯の部分と果肉に分ける。果肉はレモン水につけておくとよい。
(3)果皮と芯の部分を鍋に入れ、ひたひたの水を注ぎ、一時間ほど煮込む。
(4)果皮と芯部分を濾して、鍋に煮出したジュースを入れる。果肉をそのジュースで煮込んでいく。
(5)弱火で4〜5時間、煮詰まり具合と色みを確認しながら煮る。濃い赤色が出たらできあがり。とろみ加減は、小皿にとって冷蔵庫で冷やし、固まればOK!
(6)長期保存したい場合は、瓶ごと煮沸してカンニングもする。

花壇のハーブとマルメロ

九十九里町
11 /09 2021
わたしが種を蒔いた食用ハーブも育ち始めています。今年もまた種を蒔くのが遅れてしまったので、この秋のあいだに大きくなるのか、それともなんとか冬を持ちこたえて春に食べられるのか。自然に任せます。
そしてやはり、種がこぼれて育った方が、花壇に蒔いたものよりよく育っています。
こちらはコンポストがそばに埋まっているからだろうと思うので、花壇の脇にもコンポストを埋めることにしました。
春には花壇の土にもできあがったコンポストを混ぜたのですが、たくさんすき込んだところは成長がとても早かったです。明らかに、コンポストを少ししか混ぜていないところとの差がありました。ところがその後、苗が大きくなるにつれて、その差は完全になくなったのです。結局、収穫する頃にはどちらの土に蒔いた種も、同じように育っていました。なので、あまり熱心に土を整備しなくてもいいのかなと思いました。
毎年この時期になると煮るかりんジャム、もとい、マルメロジャムですが、今年は欲しい果実が一度で手に入りました。
10キロのマルメロです。宅急便のお兄さんが抱えていた箱からは、すでにいい香りが漏れていて、傷などほぼ見当たらない美しいマルメロが入っていました。