大晦日

九十九里町
12 /31 2021
今年は仕事納めが30日で、4日間のお正月休みが取れました。元旦以外、24時間364日稼働している倉庫に関連した仕事で、その上わたしは遅番なので、普段は人が働いていない時間にシフトが入ることが多いのです。自宅勤務ももうすぐ二年になりますが、ラッキーなことに(?)出勤の気配はありません。
年末だからか、北海道の鮭を冷凍したものが丸ごと一本、売られていました。買って帰ったらハリルが塩漬けにしてくれて、ようやく最近熟したようです。塩が少し甘かったですが、レモンをかけてディルを添えて食べたらとてもおいしい! 良質のたんぱく質が取れるし、鮭が見つかったらまた作ってほしいと思います。
と、欲張る前にまだ食べ切ることが先決か?
うざいニャ〜

昨晩も外で過ごしたアーラジャは朝帰りして、電気毛布を敷いた布団に直行していました。台所のとなりにある和室は、畳を剥がすとその下には地面が見えます。調べたところ、普通は畳の下には板が打ちつけてあるはずだということが分かったので、契約を更新する際に大家さんに板張りを頼んでみようと思います。冬は地面から冷気が入り込んでいるはずで、これって欠陥工事じゃないのか? 一体去年はどうしていたのかが、思い出せません。とても気に入っている家なのですが。
換気扇まわり、部屋の掃除、リネンの洗濯、カーペットの掃除など、一日でバタバタと家事をしました。今は台所で紅白歌合戦を聴きながら、食べたこともない料理を作っています。これは明日また報告しましょう。
今年も読んでくださったみなさん、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。

湯たんぽカバー

九十九里町
12 /29 2021

紐を通して巾着になる予定

再利用しようと思っていた手さげで、湯たんぽカバーを作りました。そのために湯たんぽを買い足して、お客さん用としたという。しかし寒い冬に泊り客があるでしょうか? なさそうですが、湯たんぽはデスクワークの際に足元に置いても便利なのです。
手さげの内布もそのまま使おうと思ったら、金具の部分が錆びていたのでやめました。このマグネット金具は、友人がブラジルから買ってきてくれたものです。スウェーデンでは手芸用品が安く手に入らないので、お互い母国に帰国した際に買って、分けたりしていました。ブラジルで買ってきてもらった金具は何かを再利用したようだったので、やはり年月が経った後では錆びました。
左が新しく使った余り布

最近ハリルは寝る前に乾燥機をかけて布団を温めているので、湯たんぽが要らないそうです。わたしは背中に湯たんぽを置き、アーラジャを抱いて寝ています。しかしこのところ、アーラジャは夜中に外に出て行って、朝になってから帰ってくるのです。こんなに寒い中、いったいどんなミーティングがあるんでしょうか。
石油ストーブの上で沸かしたお湯を入れます
さて、再利用した手さげから、布がさらに残りました。小さい手さげがもう一個できそう〜
いやいや、ええ加減にせいや😆

修理修繕

九十九里町
12 /26 2021
今日は実家で、居間のドアを修理しました。少し前からドアのレバーが途中で引っかかるようになり、ドアの開閉が不自由になっていたのですが、ネジを締めただけでは直らず、両親も職人を呼ぶ気がないようでした。彼らが留守のあいだにレバーを外して見てみたところ、やはり中身が壊れているようでした。交換用のレバーを買わなくてはなりません。
Googleで「ドア レバー 交換」から始まり、あらゆる検索技術を駆使して、ついには数時間後に近所のカインズホームで新しいドアレバーを手に入れることができました。カインズのアプリ会員になると店舗の在庫を検索することができて、在庫があればその商品を取り置いてもらい、ピックアップすることができます(配送も可能)。店内にピックアップ用のロッカーがあるので、そこで自分のEメールに届いたQRコードをかざすとロッカーが開き、中に買い物カゴに入った注文品が入っていました。支払いを済ませておけば、店の外にあるロッカーでピックアップし、そのまま帰ることもできます。
ドアレバーはドライバーひとつで簡単に交換することができました。川口技研のこの商品は、2,580円です。レバーが直ったと知って、両親も喜んでいました。
さて、次は自分のスカートの直しです。
祖母のウールのスカートのサイズがぴったりだったのでわたしが譲り受けて着ていたのですが、先日気がついたら裾の近くに穴が空いていました。
裏返して逆さまにしたところ。細長い穴と、その先にもうっすら穴が空いています。虫が移動しながら食べたんでしょうか。気に入っているスカートなので、なんとか直したいと思っていました。
これもネットで調べて、当て布を裏から両面接着芯で貼る方法が見つかりました。さすがに端切れはないので、脇の縫い代部分から少し切り取って、縦長の穴に充てます。
ちょっと手抜きをしたらイマイチの仕上がりに
裏側。二箇所に当て布をしています

それでも普段着なので、穴が塞がって大満足、まだまだ着ようと思います。接着芯は洗濯しても大丈夫だと書いてありました。
最後はイモりんごならぬ、いもパイナップルです。さつまいも、パイナップル(生と缶詰)、レーズンを少量の砂糖で煮ました。手頃な価格のりんごが見つからない場合はパイナップルで代用できます。
おやつにいいです

ミルベーカリー

九十九里町
12 /22 2021
隣町にあるパン屋さんに行ってみました。天然酵母のパン屋さんとして以前からその名前は知っていましたが、今日はちょうど午前中の用事の帰りに寄るチャンスがありました。

バゲットとカンパーニュ(1/2)

若い男性が一人で焼いているようです。何の天然酵母を使っているのかを聞いたら、小麦だと教えてくれました。小麦粉、水、塩だけを使ってできるパン。いいですね!
遅い朝食では、パン・オ・ショコラを加えた三種類のパンを試食してみました。そして自分が焼いたパンも食べ比べましたが、パン屋さんのパンの方が味も食感も最高でした。オーブンの違いはあると思いますが、生地の水分量が多くふわふわで、外皮は薄くカリッとしています。天然酵母だけでなく、国産小麦粉を使っているそうなので、風味にも違いがあるのかと思いました。わたしはコストを考慮して北米産の小麦粉を使っているので、たまには北海道の小麦粉も使わなくちゃと思いました。それと、酒種酵母に飽きたら、小麦粉から酵母を起こしてみようと思います。
ひさしぶりにプロのパンを食べて、やはりインスピレーションを受けました。もっと他の店のパンも食べてみようと思います。ただ、わたしは本当に味覚が発達していないので、味のレポートはできないんですよね〜
自分で焼いたデーツのケーキ。油分を減らしてクルミを入れました
祖母の手さげは、クッションにしました。中身を買って、袋口を手でかがっただけです。実用性はどうかと思いますが、飾りとしてそばに置いておきます。

九十九里浜の貝殻

九十九里町
12 /16 2021
今日の海岸は、漂流物が多くて楽しいコーミングができました。
いろいろ落ちてる!
拾ってきたあとは、砂を落として洗います
ワスレガイ、ヤツシロガイ、ヒナガイ、ベンケイガイ、ミクリガイ、ナガラミ(ダンベイキサゴ)、ツメタガイ、ハマグリ、コタマガイ…。名前がはっきりと分からないものが二つくらいありました。今日は普段見ることがない貝殻も落ちていたし、量が多い分、完全な形で拾えたものも多かったです。
この中で左下に見える茶色の貝はツメタガイと言って、他の貝にくっついて殻に穴を空けて中身を食べてしまう、怖いやつです。

裁縫など

九十九里町
12 /14 2021
祖母が遺した布バッグの生地がよかったので、持ち手をとって化粧ポーチを縫って使っていました。長いあいだ裏地をつけずにいましたが、この数日間でダラダラと仕上げました。
裏地を縫い終わり、ついに本体に縫いつけます。これがピタッとはまると気持ちがいいです。
できました。何年も放ってあった小さい仕事を終えて、すっきり!
黒い手さげも祖母のもの、パッチワークの大きなバッグはわたしがスウェーデンにいたときに縫ったものです。どちらももう使う機会がないので、別の利用法をなにか考えたいと思います。手の込んだ手さげだと、使わないと分かっていても捨てることができませんが、リメイクして要らないものを増やすのも本末転倒だし、悩みどころです。
コーングリッツ入りの大きめパン。白いパンに飽きたので変化を加えています。全粒粉やライ麦も、食べ続けると飽きますね。
気持ち、黄色いパンです

タイヤのパンク

九十九里町
12 /13 2021
休みの日に歯医者に行って帰る途中、車の調子がおかしくなり、異常な音とともに走行がガタガタしてきました。タイヤのパンクでした。
自動車のタイヤがパンクしたのは初めてです。思えば、実家にいた頃は1〜2ヶ月に一度、タイヤの空気圧を確認していましたが、引越をしてからは一度もしていなかったのです。もう二年近くになりますから、相当なもの。急停車した道端から、とりあえずガタガタとそばのコインランドリーの駐車場へ移しました。
しかしそこからどうしたものか。わたしはタイヤがパンクした場合、どう修理するかはもちろん、人を呼ぶべきなのか保険会社に電話するべきなのか、対処法を知らなかったのでした。ただ、隣にハリルがいます。ハリルはすぐに平たくなっていた後輪を調べ、穴を見つけました。丸い穴ではなく、長めの亀裂のようなものでしたが、トランクを開けるとスペアタイヤは入っていません。軽自動車ですから。でもいくつかの道具は常備されています。わたしにはジャッキとスパナしか目に入りませんでしたが、ハリルはすぐにポンプのようなものを取り出して、車から電気を取ってタイヤに空気を入れ始めました。タイヤに空いている大きな穴には、不織布マスクが入っていたビニール袋を破って、詰め込んでいました。他に道具がないので、車の鍵を使ってぐいぐい押し込んでいます。とりあえず応急処置は済んだようなので、また空気が抜けないうちにどこかへ運ぶしかありません。
さて、どこへ運ぶんでしょう? ハリルがさっさと作業している間、わたしはなんと「タイヤ パンク 修理」などとググっていただけなのです。なんなら父にも電話しましたが、出ませんでした。とりあえずガソリンスタンドやイエローハットでやってくれそうだということは分かったので、店の位置を検索して、一番近いところに行くことにしました。
最初のスタンドは、閉まっていました。次にホンダのディーラーがありましたが、なんとなく違う気がしてスルー。次にイエローハットに着いたら、一時間待つというのでハリルがキャンセル。ハリルはタイヤの修理に一時間も待てるか! と言い、タイヤを一つ買えば自分がはめるなどと言っています。ほとんど喧嘩寸前でしたが、ハリルがはめる案はわたしが却下し、次に近いガソリンスタンドへ駆け込みました。そうしたらそこではタイヤの修理はしないとのこと、最後に着いたのがオートバックスです。
オートバックスでは、その後輪がもう修理不可能だと分かったので、他も合わせて四つとも交換することにしました。この車は、父が五年以上前に買ってから一度もタイヤ交換していないはずでした。タイヤを選ぶ際、メカニックの人には、ついているものと同じグレードだと割引込みで40,000円(三年くらいもつ)、グレードは劣って二年くらいもつのは26,600円と言いました。ハリルと相談し、4万円の方を選びましたが、その後父からも電話がかかってきて、高めだけどブリヂストンだし相場でしょう、などというコメントでした。分かったような分からないような基準ですが、わたしは軽自動車で往復100kmくらいの実家をよく行き来するし、たまに高速も乗らざるを得ない場合があるので、スタンダード以上のものがいいかと思いました。実はその前日に、一日中慌てて移動していて、なんかハンドリングがおかしいと気付いていながらもチェックしないまま高速道路を飛ばしていたのです。そこで破裂しなかったのが不幸中の幸いでした。
歯医者は定期のチェックで、二人ともクリーニングをしてもらい、治療はしなくてよいとのことで気持ちよく出てきたのですが、タイヤのパンク・交換というハプニングが起こりました。歯医者だけのつもりだったので薄着していて、ハリルのインナーダウンを借りなかったら風邪をひいていたところでした。次から次へとなんらかのハプニングがあって、落ち着くということがないなあと思いながら、日頃のメンテはタイヤにまで目をかけないといけないということを肝に銘じました。次は、ワイパーのゴムを交換し、ウォッシャー液を足そうと思います。

北海道と沖縄

九十九里町
12 /09 2021
今年初めてふるさと納税をしてみました。
全国の任意の市区町村に寄付をすると、その金額から2,000円を引いた分が、翌年の所得税・住民税から控除されるという制度だそうです。節税になるという面目ですが、実質的には2,000円で全国各地の名産品を返礼品として受け取ることができるというメリットがあります。
わたしは北海道と沖縄の二つの村に寄付をしました。もちろん😆、返礼品から寄付をする自治体を選びました。北海道の村からは、ジンギスカン用の羊肉が届きました。
こちらは夏に北海道で経験済みの料理なので、野菜をたくさん炒めて、そこに羊肉を入れて炒め、ごはんにのせて食べました。甘みのあるタレの味がなんとも言えません。
そしてハリルは、この肉も庭でグリルしました。薄切り肉なのでどうかと思いましたが、とてもおいしかったです。いくらでも食べられそう! 4キロも届いたので、まだまだ楽しめます。
沖縄の村からは、マカイが届きました。マカイとは、沖縄のお碗のことで、碗が石へんであることからも分かるように、焼き物です。沖縄の焼き物は、素朴で頑丈そうな独特のフォルムで人気があるのですが、わたしも大好きです。倉敷の祖母がやちむんを多く使っていたので、個人的になつかしいアイテムでもあります。窯元を訪ねてみたいなあとずっと考えていましたが、コロナが終わりそうにないこの状況下、せっかくなのでこういう形でひとつ手に入れることにしました。
一番下のドッド柄が、沖縄のやちむん。横着して食器棚に入ったままで失礼〜

養老渓谷

養老渓谷
12 /07 2021
週末は、紅葉が終わるということで養老渓谷へハイキングに行きました。おととしに一度、滝めぐりのウォーキングをした場所ですが、今回は朝早く行って山へ登るコースを歩きました。といっても、285メートルの大福山ですが。
今年の気候が影響しているのか、残念ながら紅葉はそれほど見事なものではありませんでした。このコースは車道を歩くので、車が来るたびに端に寄らなくてはならないし、アスファルトの上のウォーキングです。それでも冷たい空気の中、歩くのは気持ちがよかったです。往復ゆっくり歩いて3時間かかりました。
そうそう、わたしはサルのグループにも遭いました。襲われるかと思いましたが、ここのサル集団は警戒して逃げて行きました。歩いている途中、銃声も3発聞こえましたが、サルを威嚇しているのかもしれません。

頂上に着くと展望台があります。見えた景色は?
最高の曇天下、こんな感じでした。これが今回のわたしたちの運か。

この後、用意していったお弁当(ピタパンサンド)と熱い紅茶を飲んでから、ごりやくの湯に浸かりました。ここのお風呂(炭酸水素塩泉)は最高です。内風呂からも露天風呂からも、外の里山の景色が眺められます。古民家も一軒、眺めることができます。好きな人には、サウナもあります。
お風呂からはどこにも寄らずに帰宅して、待っていた猫たちに餌をやりました。温泉の効果で肌がすべすべになったのが分かります。ハリルは髭のコンディションがすばらしくなったと言っています。睡眠と排便にも驚くべき変化があり、ぜひまた行きたいと、最近ではめずしく二人の意見が一致しました。
トロッコ列車も走っていました

柚子ピールなど

九十九里町
12 /04 2021
このところ、なんとなく物事が停滞しているというか、変化のない日々が続いています。健康で、困ることもなく、ありがたいことなのですが。
柚子ピール。同僚(というより上司)が送ってくれました。彼女は通訳チームのマネージャーで、仕事も私生活も多忙であるに違いないのに、マスクを縫ったり料理をしたり、手仕事がマメなのです。発酵食品について色々情報をくれて、それが、わたしが天然酵母のパンを焼き始めるきっかけになりました。
最近凝っているデュラムコーンブレッド。コーングリッツ、コーンミール、デュラムセモリナ粉を入れます。酒種酵母を使っているせいか、何を焼いてもパンの焼き上がりが白っぽいです。
今日の食事はわたしが担当して、ひさしぶりにアジの南蛮漬けを作りました。前日に作っておいたので、盛り付けるだけでしたけど。うちは昼食と夕食が一体型なので、これではボリュームが足りない感じです。一時間くらいしてすぐに小腹が空いたようだったので、ハリルにはお餅を入れたぜんざいを出しておきました。
サーブするのを忘れそうになった、とろろ。ごはんにかけると、南蛮漬けの辛みがうまいこと中和されました。