マダム半世紀になりました

九十九里町
01 /30 2022
今日はわたしの50歳の誕生日でした。なんと! 生まれてから半世紀も生きた?? 48歳、49歳のときにはなかった感動のようなものがあり、めずらしくお祝いをしたい気分になりました。
ハリルはピザを用意してくれました。とはいえ、彼は誕生日を覚えていてサプライズをするような人ではありません。一ヶ月前、一週間前、前日にわたしがリマインドし、当日にも言えば、張り切ってご飯を作ってくれます。
迷いなく目分量で材料を測り、捏ねて、柔らかい生地を作ります。おっぱいみたいだと、わたしはいつも思ってますが。
今日は、見た目をとても気にするわたしのためにデザインピザにしたそうです。
ジャジキも添えて食べます。サラダは24cmのボウル二つも作ってありました。
ブルーチーズの風味とチリのピクルスがアクセントになってとてもおいしいです。たまねぎもあまくておいしい。
ハリルがやると簡単に見えますが、ピザ作りには小さなテクニックがいくつもありそうです。わたしもそのうち習わなければ。
今日はあっという間に終わってしまいましたが、まだ一週間くらいお祝いを続けたい気分です。買いたいものもいくつかあるので、しばらく「半世紀記念」週間とします。みなさま、これまでわたしの人生を支えてくださり、本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

金魚鉢

九十九里町
01 /27 2022
さて、何でしょう? あ、タイトルに書いてある

実家では玄関の前に大きな鉢を置いて金魚を飼っていたのですが、両親が留守がちなので、うちが引き取りました。最後の一匹になったところでようやく持ってきましたが、一匹ではやはりかわいそうだということで(according toハリル)、すぐにもう一匹を買い足しました。

しかし持ってきた鉢は、金魚がもともと入っていたものの半分以下の大きさで、色も茶色なので、金魚がよく見えません。中央にある白いものは、両親が留守にしている間に餌をやっていてくれたお隣さんが手配してくれたもので、置いておくと汚れを吸い取って水質をよくしてくれます。

金魚たちが泳げるのはこれを入れたポットの周りだけで、しかも冬なので動くことも少なくなっていました。いろいろ考えた結果、もう少し間口が広いお皿にこれを置いてみることにしました。

どうでしょう? 底が白くなったことで、金魚がよく見えるようになったと思います。そして金魚たちも狭い鉢の中でも見通しがよくなりました。水の温度が7.9度しかなかったので、水替えを機に10度まで上げました。すると、たちまち金魚たちが泳ぎだしました。

わたしたちも金魚が見えるようになったし、金魚たちも見通しがよくなったので、一石二鳥です。しかし一人だけ、損(?)をした人がいたとしたら、それは母です。食器棚に入っていたこのお皿をわたしが盗んできたからです。

お皿は他にもたくさんあるので、黙っていればきっと気がつかないと思います。って、これじゃ本当の泥棒ですが、母には言いません。口にしな〜い方がいい〜真実もあるから〜♪

魚の干物

九十九里町
01 /26 2022
アジとホッケの干物

ハリルがこういうものを買うようになりました。なんでも、子どもの頃に食べていたのだとか。焼きたてのパンと一緒に食べていたと言うので、あまい日本米と魚の相性を知っているわたしには、そのおいしさはちょっと想像の範囲外です。でも脂の乗った塩気のある魚は、きっとトルクメンのパンにも合うのでしょう。
せっかく魚の干物が食べられるようになったので、ごはんとお味噌汁をつけて和食にします。野菜のおかずも練習がてら、いくつか作りました。日本人に見られたらちょっと恥ずかしいですが、、、
ちぢみほうれん草
こんなに小さくなります
ごま和えにします

去年、ごまドレッシングを作るためにすり鉢を買いました。鉢底の模様が独特で、これだと右回りでも左回りでもごまがよく擦れるそうです。

長いごぼうをささがきにして、きんぴらに
わかめとトマトのサラダは酢みそで食べました。お味噌汁は、厚揚げ、キャベツ、たまねぎです。そしてホッケの干物も二人で分けて食べました。

毒出し

九十九里町
01 /25 2022
今年に入ってから、早寝の習慣を身につけるよう気をつけています。夜の9時とか10時にベッドに入り、朝は6時に起きるのが理想なのですが、実際にわたしが早起きできる日は半分以下で、10時間以上寝てしまう日がけっこうあります。早朝に一度、アーラジャに起こされることも余分に寝てしまう原因だと思いますが、いずれにしてもよく眠れるものだと自分で呆れるほどです。おかげで肌が中学生のようにもちもちしています。ま、それはジョークですけど。
早寝をしようとしているのは、アーユルヴェーダの影響です。インドの伝統医療であるアーユルヴェーダに興味を持ったので、図書館で本を何冊か借りて読みました。その中に、蓮村誠という医学博士が「毒出し」に特化して書いたノウハウ本が3冊あって、朝のうちに毒出しをするとともに、自分を労わるケアをしてから一日を始めるというのが主旨だと理解しました。わたしは仕事が遅番の日が多く、朝は余裕をもって過ごすことができるので、この習慣は自分の生活に合うかもしれないと感じました。
朝、日の出前または6時前に起きて、舌の掃除、歯磨き、洗顔をして、白湯を飲みます。トイレに5分座り排泄をする、または促す。ヨガなどの軽い運動をして、オイルマッサージをして、半身浴またはシャワーを浴びます。そして清潔な服に着替えてから、軽い朝食をとる。毒出しの流れはざっとこんな感じです。そこに「モーニングページ」というのを組み合わせるのもよさそうです。モーニングページはアーユルヴェーダとは関係ありませんが、頭の中にある余分なゴミを捨てるのによさそうだからです。この一連の流れを実践すると、優に二時間は必要になりますけれど。
書いたとおりにはできていませんが、なぜこんな習慣を取り入れようと思ったかというと、それはひとえに便秘で困るからです。この1〜2年で気がついたのは、自分が冬になると便秘になる傾向があるということでした。季節が変わると自然に治っているのですが、寒くなるとまた始まります。大体同じものを食べているハリルはそうならないので不思議なのですが、とにかく便秘を解消するために最善の方法を見出したいと思っています。ハリルは、わたしが小さなことにストレスを受けるからだというのですが、ストレスを生じさせている人にそれを言われると非常にストレスを受けて便秘になりそうです(彼が正しいということなのか)。
健康法について、ありとあらゆる情報が手に入るようでいて、自分に適切なアドバイスを手に入れることは意外と難しいです。いろんなマーケティングがあるし、周りの人もいろいろなことを言います。しかしアーユルヴェーダに基づく早寝からの毒出しルーティーンは、何か特別なものを買ったりしたりするのではなく、日課を少し変えるだけなので、しばらく続けてみて効果を検証したいと思います。バランスのよい食事、適度な運動に加えてこの睡眠時間。なんだか長生きしそう。

猫のワクチン

九十九里町
01 /21 2022
アーラジャにワクチンを打ってきました。
猫が毎年打つワクチンには、コアの3種混合の他に、4〜5種混合の、それぞれ主要な病気のワクチンが含まれているものがあります。どの病気も罹ってしまうとかわいそうな最期を迎えることになりそうです。
しかし猫にワクチンは本当に必要なのか? 考えてしまいます。もう一つ主要な病気である猫エイズのワクチンは、流通量が少ないため、新規患者[#IMAGE|S103#]であるうちの猫には打てないと言われました。打てないのは仕方がないですが、それならエイズに罹ってしまう可能性があるし、その他の病気だってワクチンを打っても罹る可能性はあります。猫の場合、それは仕方がないことなんじゃないだろうかと、砂漠の経験をもとに、どうしても思ってしまいます。砂漠では猫の病気を防ぐことまで手が回らない状況だからですが、日本だって少し前まではそうでした。餌は人間の残飯をやっていたし、ワクチンとか手術とか、万単位のお金をかけてすることではなかったと思います。
とはいえ、今の日本の社会ではそういうことになっているし、うちも払えない金額ではないので、5種混合を打つことにしました。ジョコビッチのように社会の流れに逆らう理由もないですしね。ちなみに、わたしはジョコビッチのファンですけれども。
獣医さんによれば、この辺りは猫の主要な病気の高感染地域なんだそうです。だから感染の確率は高いですが、幸い猫白血病ウィルス感染症と猫エイズは、今は陰性でした。野良のアークジャが病気を持っていて、アーラジャに感染するんじゃないかと心配ですが、アークジャを追い払うわけにもいきません。
アーラジャには、好きなだけ外で遊んで、昭和的な猫の人生を送ってもらえればいいなと思っています。長生きというのは、それより大事ではないかな。
6.2kgもあって、食べ過ぎはダメと注意されました

ロティ

九十九里町
01 /20 2022
パンに混ぜようと思って買ったアタは、インドのパン以外には不向きだということをボーダさんに教えてもらいました。調べてみると、逆も然りで、おいしいロティを作るためには一般的な全粒粉よりもアタを使う方がいいようです。なにが「一般的」かは、自分が誰かによりますけれども。
ロティの材料
アタ 270g
塩 ひとつまみ
水 180cc

図書館で借りた本に載っていたレシピで、9枚のロティを焼きました。ひらたく伸ばした生地を鉄のフライパンで焼き、膨らむ手前で火から下ろして、食べるときにトースターで焼きました。でもこれはすぐにできるパンなので、作り置きはせずに、食べる直前に食べる分だけ作った方がよさそうです。次回は、後でトーストせずに、フライパンで一気に仕上げようと思います。
全粒粉だけに、甘みがあっておいしいと思いました。ドライイーストを使わなくていいため手軽に焼けるので、自然派のハリルも興味を示しています。5キロも買ってしまったアタを消費する目処が立ちそうで、よかった。粉を買うときは、その量に気をつけないといけません。
わたしは日頃から、食品やモノを溜め込まないよう気にかけている方だと思いますが、ライ麦粉は5キロを買って失敗してしまいました。粗挽きのライ麦粉は虫がつきやすいそうです。密閉容器に入れていたので虫はなかったですが、湿気の高い時期に少しカビが生えてしまったのです。小分けにしていなかったので、残りをすべて廃棄するという失態が去年ありました。
溜め込まないと言いつつ、ハリルの部屋の出窓にとりあえず置いていた貝はこうなっています。
ほとんどが磨くためと言って拾ったワスレガイなのですが、さすがにこれはなんとかしないといけません。

にんじんジュース

九十九里町
01 /18 2022
毎年冬になるとにんじんジュースを飲んでいます。

にんじんジュースを作る際の注意点は、二つ。一つは、ジューサーにかける前日の夜に皮を剥いて水に浸すこと、もう一つは、ビタミンCを含む果実を加えることです。オレンジやみかんを使うと、あまく、香りがよくなってとてもおいしいです。


大きなにんじん2本で、1〜2杯のジュースができました


上は、先日友人が遊びにきた際にハリルが作ってくれたチェクディルマ。緑のつけ合わせはサラダとほうれん草のヨーグルトソースです。チェクディルマにひよこ豆とにんじんを入れるのはウズベク風、トルクメンはにんじんを入れるようです。イランではかぼちゃも一般的でした。レーズンが入る場合もあります。

スウィートポテト

九十九里町
01 /17 2022
スウィートポテトは、日本発祥のお菓子だそう。加熱したさつまいもに砂糖、バター、卵黄、生クリームなどを混ぜてなめらかにし、型に入れて焦げ目をつけてできあがり。ひょっとしたら子どもの頃に作ったことがあったかもしれないと思いました。
蒸したさつまいも、バター、卵黄、砂糖、生クリーム

さつまいもをブレンダーで潰しながら、ほかの材料を加え、最後は泡立て器で混ぜました。
自慢のトースターで焦げ目をつける

これを9等分して二つ食べたら、お腹がいっぱいになって夕食の妨げになりました。かぼちゃケーキを一切れ食べた後でしたからね。
先週は、ライ麦粉や全粒粉を混ぜて、ファイバーリッチなパンを焼いていました。気泡が減って、肌が詰まった感じになるので、ナッツやシードを入れた方が食べやすいかもしれません。

ナイキフリーランフライニット5.0

九十九里町
01 /14 2022
一年くらい前だったか、欲しいと思っていて買い逃したナイキのスニーカーがありました。
ランニング用にソールが厚く、フライニットという柔軟性のある生地がアッパーに使われていて、紐のないスリッポンです。そしてなんと、すべてのパーツのカラーを自分好みに選ぶことができたのでした。かっこいい配色にしようと温めていたら、瞬く間に売り切れてしまい、このスニーカーがわたしの手に入ることはありませんでした。
しかし昨日の朝、それにかなり近いものが、わたしの目の前に現れたのです。
デザインがほぼ一緒! 自分が生み出してびっくりしました。無意識でしたけど。

ボルシチと一緒に食べました
小さなビーツを2〜3個使っただけなのに、5リットルの鍋いっぱいにしてしまいました。食べ切るのに二日かかります。

インド食材

九十九里町
01 /13 2022
蔵前にあるインド食材店アンビカからオーダーしたものが届きました。スパイス、ライス、アタ(粉)です。
シナモンは毎朝のチャイに、ブラックペッパーは料理に、ハリルが使っています。わたしは材料の調達と入れ替え担当。これはけっこう好きな役割です。
アタというのは小麦の全粒粉ですが、日本で手に入る細挽きの全粒粉よりもきめ細かいそうなので、パン用に買ってみました。また、全粒粉、ラギ(シコクビエ/コド)、大豆粉(きな粉)、サイリウムハスク粉(オオバコ科の植物)のブレンドだというアタも1kg買ってみました。最近食べているパンには、ライ麦粉や全粒粉、その他のシード(かぼちゃ・ひまわり・松の実)を混ぜてミネラルを意識しているので、これはよさそうです。
バスマティライスは5キロ3,700円で、日本米と比べでもまあまあのお値段ですが、気に入るバスマティが見つからないので試してみました。ハリルの料理にはバスマティかジャスミンライスを使っています。
かぼちゃプリンを作りました。イタリアンプリンのレシピで、クリームチーズをかぼちゃペーストに置き換えただけです。このレシピはとても簡単なのに、なぜか小さな工程をひとつ忘れがちです。オーブンに入れるときに水を張り忘れたり、アルミホイルをかけ忘れたり。今日は、材料を混ぜてから泡を落ちつかせるために置いておくことを端折ったせいか、表面がブツブツになりました。
でも味はおいしく、ハリルも大好きです。