じゃがいもの収穫

九十九里町
06 /26 2022
ハリルが育てた植物の二つ目、じゃがいもを収穫しました。小さいのもありますが、サイズもまあまあのものができました。
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結局、初期の段階でわたしが移植したものはほぼ全滅して、ハリルが埋めていて気づかなかったものが、後に育ちました。種芋がたしかに増えたとは思いますが、にんにくに比べると驚くような成果ではないようです。
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畑は今、敷地の手前の部分に畝を三つ加えて落花生、ネギ、バジルを植えました。今後については確固たるビジョンがないのですが、すべての畝にハーブを植えようかとぼんやり考えています。
白いビニールが見えている部分には、コンポストが埋まっています。それが肥料となって周りの植物の成長を促してくれると考えていますが、どうなるでしょうか。二週間ごとにバケツで発酵させている新しいコンポストが出るので、畝の間の通路に順番に埋めるつもりです。
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落花生。試しに3株だけ植えました

サーモン

九十九里町
06 /25 2022
先日ひさしぶりにIKEAに行ったのは、細々としたものを買う必要があったのと、スモークサーモンなどのスウェーデン食品が買いたかったからでした。このところ、出かける先はクリニックとスーパーばかりでうんざりしていたので、IKEAのカフェでミートボールでも食べようかと楽しみにしていました。
しかし行ってみたら、レストランメニューも食品もいろいろと値上げされていました。ミートボール一皿890円? スモークサーモン200gが1399円? 残念ながら、その価値は感じられません。どちらも買わずに、がっかりして帰ってきました。欠品している商品もたくさんあるし、うちからは高速道路も使うほど遠いので、結論としてもうIKEA店舗に行く必要はないということになってしまいました。なんとも残念ですね。
でも、そのおかげで、うちでは新しいメニューが開発されたのです。近所のスーパーでサーモンの切身を買って、ハリルが作りました。塩とハーブ、スパイスをして数日間冷蔵庫で熟成させて、できあがり。
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北海道のサーモンと庭のディルで、手づくりのサーモンサンドウィッチ。レモンやハーブをのせて食べます。これができるなら、IKEAがなくてもまたスウェーデンを味わうことができるでしょう。

ニンニクの使い道

九十九里町
06 /23 2022
いまだにガーリックバターは作っていませんが、ケバブの時に、一緒にグリルしたものがおいしかったです。
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でもニンニクは、胃が弱くて食べられない人がけっこういるようですね。
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久しぶりにIKEAに行き、保存瓶を4つ買い足してきました。干していたつもりのニンニクが湿気ってきたので、急いで皮を剥いて、使えるものは使ってしまおうということになったのです。去年作ったピクルスはたくさんあると思っていましたが、4つしか残っていませんでした。
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ところがいざ酢漬けにしようとしようと作業を始めたところ、ニンニクの量がそれほどなかったため、新しいピクルスはひと瓶しかできませんでした。もともと空き瓶はふた瓶あったので、買ってきた瓶はそのまま余ってしまったという。
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右は去年漬けたもの

ハリルはニンニクを生のまま瓶に入れて、その上からリンゴ酢をかけただけでした。数日間は蓋を開けて発酵させ、泡が出切ったら蓋を閉めるようです。一度漬けると、梅干しと同じで何十年も持つそうです。

わらさ

九十九里町
06 /22 2022
いなだ(40cm〜)・わらさ(60cm〜)は、この辺りでは日常的に手に入れやすい魚です。80cm以上になると「ぶり」と呼ばれる、尻尾が黄色い魚のことですが、大きさによって同じ魚をこう呼ぶようです(関東では)。
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ワラサのカマが気に入って、よく食べるようになりました。安くて50円、高くても200円くらいでスーパーで買うことができます。ボリュームが大きくてコンロについているグリルには入りきらないので、ハリルがフライパンで蒸し焼きにしています。
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最近は、白米を減らすために15種類の雑穀を混ぜるようになりました。こういうボソボソしたお米は、わたしは好きですね。
それから、遊びに来た上司にいつか教わった、イワシのかんたん酢漬けも作っています。イワシを捌いて塩をし、たまねぎのスライスと一緒に容器に入れて「かんたん酢」(という名の商品。調味された酢)をかけるだけです。コツは、捌くときにイワシをよく洗うことと、冷蔵庫で二日置くことだと思います(イワシが新鮮であることは言うまでもなく)。漬けた翌日と翌々日では味がまったく異なるのです。
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このくらい漬けて、
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熟成されたら、わさび醤油で食べます

イワシは、最初は思ったように捌けませんでしたが、数回やったら慣れました。面倒でも、きれいに皮を削いだ刺身にしてから漬けるとすばらしい一品になります。新鮮で大きめのイワシを見つけたら練習しています。
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入院と手術

九十九里町
06 /22 2022
しばらくブログを更新しなかったのですが、じつは今週、二泊三日で入院・手術をしました。本当に局所的な具合の悪さだったので、退院した今日はもうほぼ健康です。明日から在宅で仕事も復帰します。
ちなみに、帰ってきてまずしたことは、コーヒーを淹れてチョコレートバーを食べる、ということでした。
退院には家族が迎えに来るのが原則だそうですが、ハリルは免許がないので一人でタクシーで帰宅しました。入院費用を支払い、自分でタクシーを呼んで待っているとき、わたしって自立しているなあ! と誇らしい気分になりました(笑)。成人してからもう三十年が経過していますが、お金の用意や入退院の手続き、すべてを自分でできることはありがたいことだと感じたのです。もちろん、手術の立ち会いは年老いた両親に頼んだということはありますが、両親がいて、夫がいて、いろんな意味で自分が自立しているということは、とても幸せなことなのだとあらためて思いました。
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また貧乏草😂

病気の内容や入院の様子については、参考になる人がいるかもしれないので、あらためて記事を書こうかと思っています。

ラベンダー

九十九里町
06 /22 2022
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鉢植えのラベンダーが咲いたので、早くも収穫しました。今年は三年目ですが、三年分を合わせてもほんの小さな束にしかなりません。
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ほかのハーブもみな花が咲きました。今年はそのまま放っておいて、すべてをこぼれ種に任せてみようと思っています。
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コリアンダー
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ディル
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タイム
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タイム
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イタリアンパセリ
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ミョウガは元気に育っています。今年もぽこぽこと芽が出てくるでしょう。
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食べられるお花、ナスタチウムも伸びてきました。壁についている柱に紐をかけて、二つの株それぞれに紐を結んだら、うまいこと伸びてくれました。後ろにかけた網はなんの役目も果たしていないので、取り除こうと思います。この花はペルー原産なので、暑さと湿気に弱いらしく、風通しが重要なようです。あまりオシャレなサラダを作ることがないので、実際に食べることはほとんどないですが、生えているとすてきな植物だと思います。

にんにく料理

九十九里町
06 /11 2022
 収穫したニンニクを、ハリルは生でかじって食べています。わたしは仕事に行くからと断っていますが、休日でも生ではかじらないYO! ハリルの口からは、やはりいつもと違う匂いがしています。
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チェクディルマには酢漬け
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ペペロンチーノも作って食べました。母からもらったそら豆とグリーンピースを使ったペペロンチーノです。
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イランでは、みそ漬けが結構おいしかったのを覚えているので、2房くらいの分量をみそに漬けることにしました。みそ、酒、砂糖、みりんを混ぜて加熱し、そこに茹でたニンニクを漬け込みます。
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しかしここでやらかしました。にんにくを茹でるのを忘れて、生のまま放り込んでしまったのです。漬からないことはありませんが、時間が長くかかると思います。仕方がないのでこれとは別に、加熱したニンニクも漬けようと思います。
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ライティングが変ですね

雨の日が多いので、収穫したニンニクは部屋の中で乾燥させていますが、いい場所がありません。しばらくしたら、茎を短くしてネットに入れてまとめた方がよさそうです。

酵素ドリンク

九十九里町
06 /09 2022
キウィフルーツ、レモン、ミントを使って、酵素ドリンク用のシロップを漬けました。ミントだけは、自分で育てているものです。
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酵素ドリンクとは、果物などの素材が持つ菌の酵素の働きで育てる発酵飲料で、栄養素が吸収されやすいことと、その栄養素自体が腸内環境を整えるなど、健康上の利点があるそうです。わたしは腸活に励んでいるので、これにも興味を持ちました。紅茶きのこ(コンブチャ)と似たようなものだと思いますが、家で作るのに元種を必要としないので、より手軽だったのです。
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果実の1.1倍の砂糖を交互に重ねて入れ、蓋は閉めないでおきます。翌日からは、毎日よく洗った手を入れてかき混ぜる必要があるそうです。ハリルにも一緒にやってもらって二人の菌が入れば、「二人とも」にとっておいしくなるかどうかやってみます。その前に、彼の手がこの瓶に入るかどうかの問題もありますが。
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キャベツに塩をもみ込むだけのザワークラウトも作ってみました。標準的な大きさのキャベツ一つがこの瓶に入ったので、ちょっとした驚きです。以前に作った、水に浮かすタイプとどう違うかと比べたかったのですが、漬けた期間によって味がどんどん変化してしまい、実際よく分かりませんでした。いずれにしても、作るのは簡単です。茹でたチョリソーと一緒に食べることが多いです。

365日。

九十九里町
06 /08 2022
YouTubeは際限なく見ることができますが、自分の視聴傾向に合わせて似たような動画ばかり自動で出てくるので、ふと飽きることがあります。そこでときどき図書館のサイトでキーワード検索をして、物理的な本を借りて読むことにしています。一度に10冊も本が借りられるのでついたくさん借りてしまい、目を通す程度にざーっと読むだけの本もありますが。
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渡辺有子さん(料理研究家)の本を見つけて、借りてきたその夜に、365ページを一気に読みました。イランにいるときに、朝日新聞に連載されていた彼女の記事を愛読していたので、365個もアイディアを知ることができてうれしいです。あるページには同級生の野村友里ちゃんが載っていました。彼女は、今ではちょっとした有名人です。
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さて、時期的にプラムのシロップを作りたいところですが、うちにはまだ梅シロップがあるし、気になっていた酵素ドリンクというのを作ってみようと思います。とりあえず、安く手に入れたキウィフルーツを使って、庭のハーブも入れてみたい!
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ニンニクのつづき2

九十九里町
06 /04 2022
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夜のうちにニンニクをきれいにする作業を終えました。巨大ニンニクはありませんでしたが、全体的にいい出来だったと思います。
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これから雨の日がつづきそうなので、太陽が出ているうちに目いっぱい干します。ニンニクは、母の冷蔵庫で芽を出していたものを去年10月に植えました。その他に買った種も植えたかもしれません。空き地の草を刈り、可能な限り土の中の根を抜いて、そこにハリルがニンニクを埋めていきました。肥料は一切やっていません。しばらくすると芽が出始めて、雑草も生えてきましたが、ハリルが定期的に雑草を除去しながら、ニンニクの周りに穴をあけて空気を送っていたようです。途中で「マルチをしないとダメだ」と何度も言っていましたが、ついにやり切って収穫に至ったのです。これはハリルが育てた作物の第一号だと思います。彼はなんでも植えようとしますが、育て切ったのはわたしが覚えている限り、初めてなのです。自然について造詣が深いとも言えるハリルですが、園芸や農業は、牧畜とは似て非なる分野です。これから経験して覚えることがほとんどとなるでしょう。
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家の脇のプロパンガスなどが置いてある通路に、ドクダミが咲いています。元からあったようですが、他の雑草を抜いていたら、気持ちよさそうに生えて揃ってきました。
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竹久夢二もこれをモチーフに描いていましたが、造形的に魅力のある植物ですね。使えば、色々と効能もあるようです。