ガウシャン

九十九里町
08 /31 2022
仔猫の名前は、ガウシャンにしました。ガウシャンの名は、トルクメン語の動詞gowuşmakから来ています。gowuşmakは「届く」という意味で、「届いた」がgowuşdi、「完全に届いた」がgowuşan(ガウシャン)となります。どこかから届いて、わたしたちが完全に受け取った猫ということです。
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さて、涼しい日も出てきて、パンを焼くにはちょうどいい季節がやってきました。また菌を育ててサワードウのパンも焼こうと思います。
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少し前に、いつものカンパーニュにココアを混ぜて、チョコレートのカンパーニュを焼きました。「たぶん世界一小さいチョコレート工場」で買ったチョコチップを使いましたが、砂糖なしのチップだったのでパンはほとんど甘くありませんでした。バターとはちみつを塗って食べるとおいしく、生地は普通のカンパーニュよりしっとりしています。次回は甘いチョコレートチップを入れるとよさそうです。
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道の駅で買う夏野菜も終わりが近づいてきました。全部で1,5002,500円くらい。安いですね。梨やさつまいもなども出始めています。

金魚

九十九里町
08 /30 2022
猫3匹の他に、うちには金魚が2匹います。この夏は窓際に鉢を置いておいたら、ある日気温が急上昇して、一匹が水面に浮いてしまいました。わたしが「死んだ!」と慌てたら、ハリルは「氷を入れろ!」というので、急いで氷を放り込んで金魚を別の水に救出しました。ショック療法です。そうしたら、なんと金魚は生き返ったのです。
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この写真では分かりにくいですが、赤と黒の金魚が一匹ずつ左のほうにいます。日当たりのいいダイニングに置いておくのはもう無理だということで、金魚鉢の置き場所を変えました。
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本当は玄関の外に置きたかったですが、猫がいるので内側へ。触られないよう鉢の下に置くスツールを買いました。金魚は一週間くらい餌をやらなくても生きているので、猫より手がかかりません。試したことはないですが、二週間食べなくても生きているかもしれません。
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仔猫はアーラジャが使わなかった猫タワーに積極的に登っています。すっかりもの置きにしていましたが、すべて降ろして猫に使ってもらうことにしました。この子は今までに見たことがないほどにいたずらです。いつでもなんでも食べたがるし、障子や襖の小さな傷を見つければ穴を大きくしようとします。気づいたら、コンポスト用に分けてある生ごみボウルの中身まで舐めていたりして😱

子猫を拾って

九十九里町
08 /29 2022
迷い子の仔猫を見つけたとき、台風が来る日だったこともあり、保護する以外の選択肢はありませんでした。でもわたしは、最初から二匹目の猫は飼えないと考えていました。一年前に拾おうと思っていた黄色の仔猫がいなくなってしばらくして、運転中に道端で小さな黄色い猫が轢かれているのを見たのです。恐ろしくて、それが黄色ちゃんだったかどうかは確かめませんでした。帰り道に勇気を出して確認しようと思ったら、そのときは既に片付けられた後だったので、轢かれた猫があの仔猫だったかどうかは分かりません。ただその出来事は、わたしに二匹目の仔猫は諦めるよう伝えているように思えたのです。猫が死ぬまで長い年月の世話もあるし、野良の白猫にも餌もやっているので、その日以来、これ以上猫を飼うことは諦めようと心に決めていました。
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結論から言って、今回拾った黄色ちゃんは、うちで飼うことにしました。アーラジャをくれた獣医さんに聞いたところ、仔猫の里親を探すためには入院させて検査・治療・手術が必要になります。その後で動物病院のホームページにて里親募集をしてもらいます。一ヶ月の入院費込みで15万円ほどかかり、それは拾った人が負担するとのことでした。正直言って、わたしはその金額にも治療方法にも納得できませんでした(アーラジャをただでもらったにもかかわらず)。なので最低限の治療だけして自分で里親を探そうと、可能な限りの動物病院に電話して手術の可能性とその費用を調べました。実際に猫を連れて行ったのは近所の一件、電話だけで話を聞いたのは三件ですが、どこも拾った猫を引き取ってくれるはずもなく、手術についても「うちはやってない」「そんな小さい猫には手術しない」「手術はできるけど四ヶ月先になる」などという返事で、挫けそうになりました。子猫なんか拾うんじゃなかったと思いましたが、最初に書いたとおり、鳴いている仔猫を拾わない選択肢はわたしにはありません。
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結局、アーラジャをくれた獣医さんに手術をしてもらうことに決めました。一ヶ月の入院をやめることで費用を減らし、閉じている目の瞬膜を切開してもらう手術と去勢を一緒にやります。目が見えるようになるかどうかは切ってみないと分からないとのことですが、先生を信頼しているし、お願いすることにしました。
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アーラジャは仔猫が近づくと嫌がっていますが、いい関係が築けるようになるのは時間の問題だと思います。世話をするペットが一匹増え、その責任を少し重く感じていましたが、マンションで6匹の猫を飼っている友人に励まされ、なんとかなるような気がしてきました。じつはハリルも最初から飼いたがっていたことは知っていましたし、既に世話をした仔猫を手放すのはつらいので、これでほっとした一面もあります。なにより、仔猫って本当に本当にかわいいのです。

仔猫

九十九里町
08 /28 2022
台風が来た日のことでした。
実家の居間で仕事をしていたら、仔猫らしき鳴き声が聞こえました。すぐに外に出て敷地を一周してみると、石畳の上に黄色い仔猫がうずくまっていたのです。でも、捕まえようとすると逃げる。近づくと逃げるのに、少し離れたところからこちらを見ては鳴いています。そこでアーラジャを外に出してみたら、彼女はすぐに鳴いている仔猫に近づいて行きました。仔猫のにおいを嗅いだ途端、アーラジャは家の中に走って戻りましたが、そのアーラジャを追いかけて仔猫も家の中に走って入りました。母親だと思ったのでしょうか。
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これがその仔猫です。黄色ちゃんで、片目が閉じています。
ちょうど一年前にも、黄色い仔猫が自宅にやってきたことがありました。その時は、二匹目としてうちで飼おうと思っていたのに、実家に一泊して戻ってきたら姿がなく、それっきりでした。
しかし今回は、わたしは二匹目の猫を飼うことはしない、と決めました。もちろん仔猫は飼いたいですが、既にアーラジャがいるし、これから先両親がどうなっていくのか、そして日本語がまったくできないハリルとの日本での暮らしはどうなっていくのか、色々考えると猫の世話の負担がすごく重く感じたからです。仔猫は獣医さんに相談して、里親を見つけるのがいいだろうと思いました。

九十九里町
08 /27 2022
一週間留守にして九十九里に戻ってきたら、バジルとメロンがさらに茂っていました。
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今年の夏はほぼ毎日バジルをたっぷり入れたバナナスムージーを飲みました。毎日ですから、さすがに効能があったと思います。
メロンはわたしの畝(道路側はわたしの!)にハリルが勝手に植えて、そのまま放ってあるので困っています。彼はやたらに種を集めたり植えたりしますが、収穫までのプロセスをちゃんとやらず、いつもやりっぱなしなのです。わたしはその始末をするのに疲れてきました。さらに、隣の空き地の残った部分まで耕し始めています。
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ベランダから見た隣の空き地(左)
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(右)
何か育てるための綿密な計画というものがないまま、ひたすら農地を拡大中。頭痛がしてきました。誰かの土地を勝手に耕しているということを思い出してほしいです。
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さて、ひまわりも咲き終わったので、放ってあった花壇を整えました。タンジーという黄色い花のハーブを二株植えたら、一つが自分の身長くらいの高さに育ちました。脇にコンポストを埋めた株は大きくなりましたが、何もしていない株はその半分くらいの大きさです。植える前のイメージでは、野草のようにあちこちに小さな花を咲かせるというものだったのですが、一つの株が支柱をしないと立っていられないほどの大きさになってしまいました。これはよっぽど痩せた土地に植えた方がよさそうです。
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他にはローズマリー、マリーゴールド、オレガノが残っています。ローズマリーは酵母を起こしてパンを焼くつもりでしたが、白猫がスプレーした可能性があるのでやめました。うちで餌を食べた後にそこら中にマークしていくので困ります。今後は、食べ物は隣の空き地に植えることにします。
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犯人

実家の庭で

印西市
08 /26 2022
友人を成田空港へ送ったその足で、実家に移動しました。九十九里から空港までは一時間くらい、空港から実家までは30分ほどなので、猫も連れて全員で出かけました。実家ではやりかけの庭仕事があったため、また一週間くらいの滞在です。
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青森の桃

今回は、花壇に詰まった竹の根を掘る作業をハリルが一人でしてくれました。母からは、花壇のバラや果樹に肥料をやるように頼まれているのですが、それらが植わっている土の中は竹の根が張ってパンパンになっていたのです。根を取り除かないと肥料を混ぜる隙もないということで、一所懸命掘っています。これまで母はそんな状態で肥料をやっていたんでしょうか。地面の上に置いていただけなのかもしれません。十分な場所がないのにどんどん果樹を植える父、吸収できる状態じゃない土に肥料をやる母。わたしが思うに、やり方がめちゃくちゃです。
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ブラックベリーを剪定しました
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最後にブルーベリーを摘んで、実家から自宅へまた移動です。
今回は実家に滞在中、ちょっとしたハプニングがありました。これがまたちょっとしたストレスへと繋がっていきます。。。

残暑

九十九里町
08 /25 2022
いろいろな雑用をこなしているうちに日々が過ぎていき、暑い夏もついに終盤に入りました。夏は好きですが(好きだから?)、毎年あっという間に終わってしまうと感じます。今年はまだ一度しか海に入っていないのに、このまま終わりそう。そういえば、海岸には数年ぶりにライフガードの姿がありました。
8月の初めに、海外から一時帰国した同級生が泊まりに来ました。帰国と同時にコロナの第7波がやってきたため、他の友達には会えなかった上、滞在場所の調整にも苦労したようです。
彼女にとっては九十九里が日本滞在の最後の日だったので、ブリとイワシをそれぞれ漬けました。みそ汁には小さいハマグリも使いました。ハリルにシェフ業を休んでもらうのはめずらしいのですが、和食を出したい時はわたしが料理します。
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高校の同級生である彼女は、わたしの中ではずっとかわいいお姫様のような印象があります。でも今回たくさんおしゃべりをしたら、二人のお嬢さんを育て上げた彼女が「賢母」の顔を増やしていたことに、少なからず驚きました。お母さんになった友人の多くは母親の視点で物事を見るようなので、自分のことを分析されたらちょっと恥ずかしい気がします。
海岸との往復6キロを歩いて(しゃべって)二人ともヘトヘトになりましたが、いい記念になりました。
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ブルーベリー

印西市
08 /03 2022
両親が北海道に転居する夏のあいだ、留守の実家をわたしたちが見ています。ときどき行って、換気をしたり庭の手入れをするだけですが、これがけっこうな作業量なのです。まず行くのに車を片道一時間以上運転しないといけないし、ゴミの日や別の用事を考慮して、九十九里での生活と調整しないといけません。猫も一緒に移動するし、野良猫の餌もセットして出かけます。住む場所が二ヶ所にある二拠点生活が日本でも流行り始めていますが、これはよっぽど財力・体力のある人でないと無理なことです。両親ともに80歳を超えましたが、彼らはいまだに三拠点生活を続けています。移動の度に色々とやらかしてはいるものの、けっこうなことです。いつまで続けられるのやら。
さて、今回は庭のブルーベリーを摘むためだけに実家に行ってきました。母が植えたブルーベリーが庭の二ヶ所にあって、前回摘んでから三週間が経ったので気になってしまい、行かずにはいられませんでした。
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被せてある網を除けると、熟している実はきれいについていました。母の堅いガードを鳥は突けなかったようです。
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左がハリル、右はわたしが摘みました。いい勝負ですね。かなりの量が採れて、思う存分に食べた残りはジャムにしました。