庭の様子
九十九里町二ヶ月前にビフォーアフターで報告してから、庭(隣の空き地)は大きく様変わりしました。
手前にはネギ、セロリ、コリアンダー、パセリ、ディル(バジル)の畝。その奥にはつまんで食べられるサラダ菜の畝があります。どれも秋のあいだにゆっくり育ったので、もう間引いて食べられます。
もっと奥には、ハリル担当のたまねぎ、にんにく、らっきょうなどが植わっています。こちらは、来春以降の収穫分。
隅にはルバーブが2本
そして本題はここからです。ちょこちょこ植えた場所以外の敷地全面を、枯れ草で覆いました。ハリルが笹や葛の根を抜いてくれた後、雑草もなくなり空っぽの土になっていたので、まずは高低差をなくして、そこにライ麦とオーツ麦の種をばら撒きし、その上に草を置いたというわけです。
これは、空き地に麦を生やすことで、麦が地中に根を張り、微生物や虫が息づいて土が豊かになる… その第一歩として実験してみました。自然農では裸の土が一番まずいようなので、なにか植物に育ってもらって、生命活動が活発になるよう、工夫していきたいと考えています。手前には、少し前にレンゲと、なんだったかマメ科の種をばら撒いて、芽が出始めたところでしたが、そこも草で覆ってみました。
こんなに大量の草をどうやって入手したかですが、まずは家の前の空き地の草刈り跡から、無断でもらってきました。それでは全然足りなかったので、ハリルと一緒に土手から何度も運び、さらに近所の別の空き地の草刈り跡からも盗んできました。そして、残りの空き地も草でカバーしたいと考えていた今日、お隣さんに交渉して、刈った後の草をいただけることになったのです。お隣は豪邸なのですが、うちに接したソーラーパネルが設置された土地も所有されていて、そこに草がたくさん積んでありました。喉から手が出るくらい欲しいというのはこのことで(既に盗みは働いていますが)、図々しく頼んでみたら、快くOKしてくれた上に、うちの庭まで一輪車で何度も運んでくれました。庭で作業をしていると声をかけてくれたり、優しいご近所さんばかりです。この庭とご近所さんたちのために、引越をする理由を失っているほど。
アークジャもいるしね