庭仕事始め
九十九里町今年の庭仕事がそろそろ始まった。空き地に青々とした麦が育ったのを見たハリルが「残っている場所も竹の根を抜く」と言うので、その前に処分しそびれている竹の根を燃やすよう頼んだ。去年は抜いた竹の根をあちこちに置きっぱなしにしていたため、それがまた地中に埋もれてしまうという失敗があった。竹の根を片付けずに次の作業に移るべきではないだろう(常に冷静なわたしである)。最近は、長くなってきた夫婦生活で諦めの境地に至ったのか、なんでもわたしが言うとおりにすべきだとハリルは考えているようだ。それでよろしい。
去年、ハリルは炭を作ると言って空き地の真ん中に大きな穴を掘った。たくさんの木の幹を燃やしたけれど、炭ができたという話は聞いていない。とにかくそこで、木の上で乾燥させていた竹の根をどんどん燃やしていた。
気がついたら二月ももう終わる。冬が去るのは大歓迎だが、次の1〜2週間で春夏の畑の計画を立てて、準備をする必要がありそうだ。今年は耕さない+肥料をやらない+虫も駆除しない自然農を実践していきたいので、今のうちに育てる植物や畝の配置を決めて、詳細をシミュレーションしておきたい。作物の収穫量より、自然の営みを観察したいというのがわたしの目的なので、楽しめたらいいと思っている。ハリルはあいかわらず、メロンをたくさん育てたいと言っている。メロンを育てるには、まだ土地が肥えていないように思うのだが、空き地の半分くらいはメロン用に空けておこう。
興奮して砂浴びしまくるガウシャン。畑をトイレにしてくれる