コモンマロウ
九十九里町わたしのミニハーブガーデン(花壇)の中央にある大きな株は、コモンマロウというハーブで、ピンクの花が咲くのをわたしは心待ちにしている。左側の青い花がたくさんついているのはボリジ。どちらも小さな苗を買ったときはこんなに大きくなるとは思っていなかった。そういえばタンジーを植えたときも同じで、タンジーときたらわたしの身長を超える大きさにまで育って仰天した。今はダウンサイズしてあちこちに株分けしてある。ハーブも野菜も、実際に育ててみると自分の想像を遥かに超える大きさに育ち、いろいろ植えるためには大きな土地が必要だということがよく分かった。標準的な戸建て住宅では、野菜は2〜3種類植えるのが精一杯だろう。
枯れたと思っていたステビアとコバルトセージが芽を出してきた。冬のあいだに葉は枯れても、春に再生するということが分かったので、これらはこのまま花壇に置いておく。
ジャーマンカモミールも大きく育った(背後にタンジー)。お茶がストックできるくらいに増やしたい。
さて、今日は春の食材を使って食事を用意してみた。
母にもらったセリを入れたセリご飯。母が友人と摘み草に行って採ったものを茹でて冷凍してくれていたので、混ぜご飯にした。となりは筍の姫皮とわかめの酢味噌和え。おぼろ豆腐になすの煮浸し。みそ汁は海岸で拾った蛤のスープに舞茸を入れた。メインは、ハリルがシーズニングしていた鶏肉(…だと思って焼いたら羊肉だったため、その後さらに長い時間焦げ目がつくまで加熱した)。付け合わせのレタスとたまねぎは庭から。我ながらがんばった、日本の春ごはんでした。
ついでに見せたい、先日の和定食は:
モツの煮込み。豚のモツをダイコンやにんじんと煮込んだものがこんなにおいしいとは思っていなかった。ボーンブロスとみそでとても味わい深い。ハリルはモツを食べるとお腹が緩くなるようなのでもう食べないと言っているが、わたしは一人でもまた作って食べると思う。