畑の様子
九十九里町畑の畝は、秋冬野菜で埋まってきた。手前の二つの畝にはじゃがいも、らっきょう、ホームたまねぎ、サラダたまねぎ(赤)、きゅうりを植えた。ミニきゅうりの種が余っていたので苗を作ったけれど、時期外れなので実はならないと思う。そうするよりも、種が古くなっても来年のまきどきまで待つのが正解だったと今は後悔している。園芸をうまくなるには、こういった「自己流」をいかにやめるかが大事なことだ。
畝の手前は二つとも50cmくらい空けていて、ちょっとしたお花を植えて見栄えをよくしたいと思っている。ただカモミールがいくら種をまいても芽を出さない。種まき用土と混ぜて土の表面にくっつけているが、その上に乗せる草マルチがよくないのかもしれない。マルチをしないと猫が掘り返してダメになるし、どうしたものか(それとは別に育苗トレイに種まきしても、今のところ出てきた芽はたったの二つだけ)。
マリーゴールドが茂る畝は、オクラが終わり、ソラマメが移植されるのを待っている。残ったオクラの茎は、支柱として使ってみるつもりだ。マリーゴールドは最初に苗を二つ買ってここに植えた。それを親として、たくさん挿木をして、庭中に広げている。こんなに強くて、害虫予防にもなるなんて、あらためて、最高の植物じゃないか。
ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、ハクサイなどを植えた畝は、半分くらい失敗している。つまり、芽がでるところをイモムシに齧られて、実が付かないまま成長しているだけだ。キャベツは結球を始めたようだが、中にムシがいる可能性は否めない。唯一、サンチュだけが順調に育っている。もっとレタス類を植えた方が良かったかもしれないが、それよりも、次回は絶対に虫除けネットを設置しよう。
サブジを植えた畝は、ルッコラだけが成長速度が早く、茂っている。他はディル、イタリアンパセリ、コリアンダーの種をまいてゆっくり育っているところだ。間引きが面倒すぎるので、もう一つの畝にはトレイで育てている苗を植えつけるつもり。その隣の畝には、イチゴとニンニクを混植してある。相性がいいそうなので、イチゴ一列の隣にニンニク二列を植えた。その間にチャイブも植えようと掘っていたら、イチゴの方に伸びていたニンニクの白い根に遭遇した。チャイブとイチゴは相性がいいはずだが、ニンニクとチャイブの相性はよく分からない。うまくいくことを願うばかりだ。
さて、ハリルがまた開拓を始めた。上の写真は、桑、笹、葛などの余計な植物をを伐採して、奥のフェンス側をきれいにしているところ。この場所は、9月の時点ではどうだったかというと…
今は、向こう側の景色がはっきり見えるようになった。あとは、根っこを掘り出す作業が残っているけれど、相当大変なので、ハリルがやってくれるかどうかはまだ未知数だ。