ニンニクの出来とアークジャ

九十九里町
05 /26 2023
今年は、ニンニクの大きさが去年より小さかった。もっとも、違う種類を植えたのでそのせいかもしれない。ハリルが好きなので、皮に赤みのあるものを選んだ。
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二段階で植えたので、収穫を待つ畝がもう一つある。芽を摘んでからまだ一ヶ月経っていないけれど、茎がすべて枯れてしまったので収穫した。そうしたら、生育不良だと一目で分かる、小さいものばかりだった。これにはがっかりだ。
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考えられる原因は、同じ場所に連作したことか? 連作したことで、土壌がより酸性に傾いていたか。ハリルは株間が狭すぎたと言っているが、確かわたしは15cmの棒を手渡して、それを使ってハリルが植えたのだから問題ないと思う。日本の土壌は普通にしていると酸性に傾いてしまうということなので、次回は石灰を混ぜて、アルカリ性に傾いた土で育てたいとまず考えたが、そうすると自然農の道を外れる第一歩になってしまう。石灰を混ぜたりせず、育てられる植物をしっかり育てることで自然に土が耕され、酸度を中性に向かわせるのが自然菜園のやり方だそうだ。ここは我慢強く石灰をやめておこうと思う。一年目にうまくできるのは、やはりビギナーズラックなのだろう。不幸中の幸いは、ニンニクのサイズが小さいので、皮を剥いたら冷蔵庫で保管すれば自然に乾燥するだろうということ。
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野良猫のアークジャはやたらに人馴れしていて、本当に野良なのかという疑いもあるが、毎日多くの時間をうちで過ごすようになった。ご近所さんの猫をケガさせたと聞いているし、死んだアークジャの致命傷もこの猫がやったんじゃないかとわたしは思っている。でもなぜか、ガウシャンとは兄弟のようになかよく戯れあっている。
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今は猫の抜け毛の時期なのに、みんなわたしのベッドでくつろいでしまい、、、そのうち去勢手術をしようと思って手懐けているアークジャだが、もう十分懐いている。面倒でまだ手術の予約を取っていないのだが、もし猫エイズや白血病を持っていたら、うちの二匹に移っているかもしれない。うちで飼わなくても、外で会うだろうからリスクはあるけれど。
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ガウシャンはおもしろい猫で、アーラジャがまったく使わなかったキャットタワーで彼が遊んだことでアーラジャもやるようになったり、誰も入ることのなかった猫ハウスで雨宿りしたりしている。ものを壊すのが玉に瑕だが、それでもなぜかかわいいと感じさせてくれる猫だ。

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コメント

非公開コメント

No title

はじめまして。
papricaさんのところで、ユニークなハンドルネームだなぁと思っていたらリンクに同じタイトルがあったので、思わずやってきてしまいました。

そうしたら、野菜作り、しかも自然農をされているということで、思わず見入ってしまいまして。

私も野菜作りにチャレンジ中です。
小さな家庭菜園ですが、気持ちだけは「目指せ!炭素循環農法!」。
実際は結構アバウトでやっています。(以前ほうれん草が、あまりにも生育が悪かったので、今回は牡蠣殻を入れてしまいました)

何年も放置されていた空き地を3年前、1から開墾した畑です。
以前は家が建っていたようで、瓦礫がいっぱい出てきます。
土が肥えてなくて、収穫できるのはほんの少し、ですが試行錯誤しながら、収量を増やせていければと思っています。

住んでいるのは鎌倉です。
気候も同じ暖地ということで、そう変わらないと思います。
今後も色々と参考にさせてください。

なな艸さん

1から開墾! 同じことをされているんですね。うちは笹と葛が繁茂していましたが、瓦礫がなかったのは幸いでした。いずれにしても土を掘り上げるのって、本当に大変ですよね。
菜園は本を読んで始めたのですが、実際やってみると虫とモグラ・ネズミと猫の被害が大きいです。自然菜園なので、最初は収穫が少なくて当然ですよね。ちょっと忘れていましたので、思い出させてくださりありがとうございます!
note見つけました。興味深いです。拝見しますね。

No title

笹と葛も大変ですよね!
特に笹は掘り起こすのが・・・。

「土を掘り起こすのが大変」って、何も言わずともわかってもらえるのが何だかとても嬉しいです。
冬の終わりから春先にかけて、何故私が疲労困憊しているのか、うちの夫はよく分かっていなかったのですよね。
訳を説明しても、今ひとつピンときていない感じでした。

虫、モグラ。うちもです。
(2月頃に、畑の通路にモグラがおなかを上にしてお亡くなりになっているのを発見した時にはびっくりしました)

野菜がうまく育てられなくても、野草は手をかけずに繁茂してくれて、収穫の気分を味わえます。ありがたいです。

なな艸さん

なな艸さんにコメントいただいて以来、ちょっと胸騒ぎがしています(笑)。
ちょうど、野菜じゃなくてハーブを育てたい、野菜からハーブに切り替えたいとぼんやりと考えていたところだったからです。そしてモグラに関しては、『大地の再生」実践マニュアル』という本を読みたいと思っていたところなんです。YouTuberのそーやんという人が、モグラの通り道すら組み込んだ畑の作り方(実験)について紹介していました。うちはせっかく畝を整えたところですが、そーやんのような実験をしたくなってしまい…。
いずれにしても、今後はちょっと方向転換しようと思います。日本のハーブについても研究必須ですかね?!

No title

大地の再生、そーやん!
共通のキーワードが2つも出てきちゃった(笑)

大地の再生、去年の今頃映画を見ました。
水の通り道というのが大切という印象を受けました。
きちんと理解しているわけではないけど、あれ以来水の流れを堰き止めないことは意識してます。
実践マニュアルがあるんですねー
図書館にリクエストしてみようかな。

そーやんは、動画よく見てます。
自然農だけど見た目も素敵な畑で憧れてます。
できたらここを目指したいなぁと思っているんです。

どちらもモグラのことが書かれているんですね。
気になるー。

私が育てたり、意識的に残している野草がハーブという括りになるのかはわかりませんが、野菜の成績が悪くても、じゃんじゃん育ってくれますよ。強いです。

今はそうですね、イノコヅチ、アオミズ、ヤブガラシかな。
他にも、クコ(苗を植えて育ててます)、ノブドウ、桑の葉、ヨモギ。
葛も制御しながら食べたりしてます。

なな艸さん

映画があったんですか? おもしろそうですね。
イノコヅチ、アオミズ、ヤブガラシ。ほぼ知りませんでした。ヤブガラシだけは、うちにも生えていて最近よく切ってます。確かに、これらはハーブというより野草と言った方がしっくりきますね。わたしも知らない草でバサバサ切ってるものも、時々調べようと思いました。