ストチュウ水の失敗と新芽
九十九里町大事に育てていた野菜と花の苗を枯らせてしまった。なんと、自分で毒をふりかけたというお粗末だった。
「ストチュウ水」という、酢と焼酎と木酢液を混ぜ、希釈して使うものがある。水の代わりに植物にやると元気になるということなので、春にはよく使っていた。先日、育てている苗の若葉にエカキムシがいるのが見えたので、久しぶりにストチュウ水でもかけてみようと思ったのだが、希釈するのを忘れてそのままスプレーしてしまったのだ。ペットボトルの蓋一杯に3.5Lの水を混ぜて使うものなので、原液は苗にとって毒のようなものだったと思う。その日のうちに枯れてきて、わたしが自分のまちがいに気がついたのは、だいぶ後になってからだった。双葉だったボリジは完全に死んだ。ミニきゅうりは半分死んでいて、ベニバナとマリーゴールドは危うい様子。ビーツとチャイブは大丈夫そうだ。しかしいい加減な自分の行いで、いとも簡単に苗を枯らせてしまったことに苦々しい気持ちが拭えない。あんなに美しく育っていたのに。
ミニきゅうりの葉。白くなって枯れた部分にストチュウ水の原液がかかった。根本からくたってしまった苗もある
ビーツ。三回目の挑戦だったのに、危うく失うところだった
じつは、この夏は金魚も二匹死なせてしまった。これも、水質が悪化していたことに気づかなかった自分の不注意のせいだった。一匹が死んで、その後にもう一匹からのサインがあったのに、勘違いして放っておいたのだ。
そんなこんなで落ち込んで過ごしていたところ、今朝は畝にいくつかの新芽が出ているのを見つけた。本当に救われた。ほうれん草、ターツァイ、らっきょう、にんにく、それにじゃがいもが芽を出していた。思わず「ありがとう!」と叫びたいくらいの気持ちになった。
手前にタマネギとらっきょうの細い芽、その後ろにはジャガイモの芽も確認できる
ほうれん草の芽も出た
アサガオのこぼれ種から育った双葉を鉢植えにしてある。咲くかな?
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