羊肉(ラム)の下ごしらえ

九十九里町
10 /19 2023
ハリルが作る料理にはラム肉を使うので、日本でもずっとラムやマトンを買っている。最初はネット通販で買っていてそれで満足していたけれど、この家と実家のちょうど中間地点にアジア食品店を見つけたので、今では実店舗で冷凍肉を手に入れている。いずれにしても、日本で買える手頃な羊肉は、オーストラリアからの輸入がほとんどだ。
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この店では大体2キロくらいが1パックになって売っている(上の写真)。どこで買っても、ラムは1キロ200円ちょっとの値段なので、それほど高い肉ということでもない。それから冷凍のホールの鶏も買う。これはブラジルからの輸入がほとんどで、一羽600円くらいだったか。だいぶ安い。丸ごとだと骨付きももの部分が使えるので、便利なのだ。最近は骨付きもも肉を売っているスーパーは見つからず、あるところで聞いたら、それはクリスマス前しか販売されないとのことだった。和食には骨付きは必要ないから、そういうことなのだと思う。
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さて、ハリルはこれを買うとまず下ごしらえをする。小さく切り分けて、スジや不要な脂を取り除き、その表面をしっかり焼く。日々の料理に使うときは、それを必要な分だけ取り出して、よく煮込んで柔らかくするという算段だ。
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2キロ分できました
小鍋のは、取り除いたスジなどに火を通して猫にやるためのもの。ハリルは生をやろうとしたけれど、猫はもともと羊肉は食べないと思う。生肉も、食べると後で吐いてしまうことがあるので、用心して煮てもらった。
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あいかわらず、わたしより長生きしそうなハリルです。歳はとっているのに、このツヤは一体どこから来ているのだろう。羊肉か?
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猫たちもラムは喜んで食べていた
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一個は冷蔵、残りは冷凍して、しばらく安泰だ。これはイランでの犠牲祭を思い出す。犠牲祭の後だけ、羊肉がたくさん食べられたのだが、それは2ヶ月もすると底をついて、チキンや魚の生活になっていた。

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